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CAR Dr.ノリシゲの妄想ドライブ

【昭和クラシックス】広島のベンツと呼ばれたマツダのフラッグシップサルーン5代目LUCE(ルーチェ)がいまジワる!

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説明しよう! 妄想ドライブとはヴェテラン モータージャーナリスト・ノリシゲセイイチが「このクルマにのったら、こんなことをしたい。こんなところに行きたい。この街道でぶっ飛ばしてチャンネーとこんなことがしたい!」と妄想の世界に遊ぶ気絶コラムである!

スポーツカーを外せば予算200万円以内で旧車趣味は成就する

ネオクラシックな昭和のクルマが人気です。しかし、あまりにも高すぎます。確かにボディ総剥離して板金&再塗装、さらにエンジンOHすればハチロクだって500万円オーバー。人気もさることながら、それだけ手間(時間)がかかるので販売価格が跳ね上がります。

ベース車両の価格を考えれば、フェアレディZやスカイラインGT-R、サバンナRX-7、NSXであればさらに金額は天井知らず。経済的ゆとりあればいいものの、平均的収入のサラリーマン世帯じゃ家が傾きます。おまけにここにきて銀行の破綻騒動……。クルマ趣味も相応に危機管理が必要なのです。

で、こんな時代に何を狙うのかといえば、高級車の筆頭である最上級フラッグシップサルーンです。なぜか? 根本的に高級車はお高いのでコストを掛けられます。だから廉価な大衆車と違いボディの造りもよく塗装も最上級。簡単にボディが腐る(錆びる)なんてことになりません。資金的ゆとりあるお客さんが買うので当然、保管住環境もよく、少なくとも屋根付きカーポートの駐車場率も高くなります。まさに好循環。

今回検討するのはマツダの「ルーチェ」です。車名はイタリア語由来で「光」や「輝き」を意味します。1966年(昭和41年)に誕生した初代モデルはジウジアーロデザインにマツダアレンジを加え完成度高くいま見ても新鮮です。また、3年後の1969年(昭和44年)に追加された2ドアクーペの「ルーチェロータリークーペ」は「コスモスポーツ」に並ぶ秀逸なモデルでした。セダンは段付きアルファロメオ似のイケ面ですが、クーペは一段と色気があります。



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