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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】「息子さんも被害者なんです」担当教師からの辛辣な一言。完璧主義を押しつけたモンスター母の悲惨な結末とは。

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不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。
▶︎前編はこちら

前編あらすじ】

浜崎高子(仮名・48歳)はうつ状態。原因となったのは息子の子育てだった。待望の息子とあって溺愛し、一緒に欲しいものを与え、最大限甘やかしていたが、息子は度々幼稚園で暴力沙汰を起こすようになっていた。その暴力もエスカレートし、ついに息子が押し倒した相手が頭を打ち、病院に運ばれるという思ってもみなかった事態が発生する。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

高子は怪我をした子どもが誰かも知らなかった。園側も基本的には相手を教えてくれない。ただ、今回ばかりは病院送りになっていることもあり、少し気になって、息子に聞いてみたという。

「まさか押し倒したりしてないよね?と聞きました。息子は首を縦に振りました。病院に行ったのは誰という問いにはなかなか答えませんでした。しかたなく、名簿を出してきて、上から名前を読み上げました。するとタカハシヒロヤという名前で息子がピクリと動いたんです。この子だろうと直感しました」

知り合いのいない高子であってもタカハシヒロヤの名前は知っていた。駅前にある高橋医院の御曹司である。

「このときもまだ、私は息子がお友達に手を出しているとは考えていませんでした。でも、少し胸騒ぎがしたのも事実です。相手も相手でしたし、改めて息子に向き合うと少し違和感があったんです」



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