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前回の再販では7000台が売れた!ランドクルーザー70、再々販売は2024年か?

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■2014年の再販は大成功、予想生産台数を大幅に上回った

2014年のランクル70(以下、ナナマル)再販車のベースとなったのは、1984年から2004年に販売されていたランクル70系そのものだ。1984年のデビュー当初は、前後サスはリーフスプリング、前後リジッドアクスルといったハードな仕様で、快適性はよそに、走破性の高さを優先していたが、1999年のマイナーチェンジのタイミングで、フロントサスをリーディングアーム式サスとコイルスプリングバネ式へ変更。再販されたナナマルも、フロントサスはその後期型のサス仕様であった。

ランドクルーザー登場30周年を記念し、2014年に再版されたナナマル。フロントフェンダー後方には、30周年を記念する専用エンブレムが装着されていた(写真は4ドアバン)

2014年の再販は、ランドクルーザー登場30周年を記念してのこと。4ドアバンとピックアップの2種類のボディタイプに、エンジンはハイオクガソリン指定の4.0L V型6気筒ガソリンエンジンのみ(ディーゼルは環境用件で不採用となった)で、組み合わせたトランスミッションも5速MTのみ。さらには、トランスファーレバーによるパートタイム4WDを装備など、ナナマルファンをくすぐる要素抜群の内容であった。ちなみにバンは360万円、ピックアップは350万円という価格で、決して安くはないが、復刻モデルとしては割安だった。

2014年8月にMEGAWEBにて行われた、ファン向けのイベント「ランドクルーザーモーターショー2014」。ランクル開発責任者の小鑓貞嘉(こやりさだよし) チーフエンジニアによる熱いトークも行われた

当初の生産予定は月産200台(年間2400台程度)だったが、受注を開始した途端、注文が殺到。多くのバックオーダーを抱えることになった。最終的な登録台数は7000台強、そのうちバンが5500台程度、ピックアップが1500台程度と、予定を大幅に上回った。決して最新鋭のクルマではなく、古い装備の復刻モデルではあったのだが、ナナマルの再販は、販売台数的に大成功を収めた。



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