【後編】「私がハマるわけがない」20代女性がなぜネットワークビジネスにのめり込んだのか、借金100万円に至った衝撃の実話。

【あらすじ】
今から約10年前、ネットワークビジネスにハマっていた美優さん。「ネットワークビジネスになんてハマるわけがない」と信じて疑わなかった彼女はなぜハマってしまったのか。大学生のとき、アルバイト先の先輩の紹介を通してフトゥーム株式会社（仮名）を知った美優さんは、化粧品などを購入するようになる。

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「それから、Aさんから２週間に１回のペースでホームパーティーへ招待されるようになりました。来るメンバーはだいたい決まっていて、みんな気さくな人ばかりでしたね。

私がいちばん若かったので将来の不安や将来の夢など聞かれ、労働収入と権利収入の違い、ビジネスについて、いろんな話をしてくれました。新製品が出るときは素晴らしさについて語ったり。なんだか居心地よくて、その方の家にはいつも長居してました（笑）」

ホームパーティーが開催される場所は、毎回バイト先の先輩（Aさん）が言っていた「会わせたい人」の家だった。この人はAさんの「アップ」と呼ばれる人物で、グループを仕切っている女性だ。女性は開始３年で「パート主婦程度の収入を得ている」と話していたようだ。

「その時は、好きなことを仕事にして稼ぐなんて羨ましい！凄い！と純粋に思いました。フトゥームの海外報奨旅行の様子や成功者の話を聞いて、頑張ればこうなれるんだと思っていました。

自分だけじゃなく、家族や友人たちと一緒にハッピーになりたい、そしてみんなで海外旅行したい、そうなるためには行動しなくちゃ！というマインドでしたね」