薄い、消える、ぼさぼさ。男の眉毛コンプレックスを 自然に解消する新技術とは?
前回の記事で、ジム通いだけじゃだめ! 同じくらい「ケア通い」すべしと提言させていただいたところ、「盲点でした」「週2ジムを週1ジム+週1ケアにします」「ゴルフのドライバーが飛ぶようになった」「持病の腰痛が軽くなった」などなど予想外の大反響をいただいた。
そして、今回の記事も、もしかしたらあなたの人生を変えてしまうかもしれない。そのくらいのネタを惜しげもなくシェアしよう。
たとえるならスタバが現れて、日本のコーヒー文化が変わったように、今回紹介するモノがあなたの、いや日本のおじさんの美容習慣を変えてしまう。そんな可能性すらある。
そのくらいのネタをお伝えするので最後まで読んでほしいのだが、まずはこちらの写真をみてほしい。

有名ライター(自称)の山田ゴメスさんと大井町の居酒屋をホッピングしたときのとても楽しそうな写真だ。とても楽しそうではあるのだが、あるところに注目してもう一度見てほしい。

おわかりいただけただろうか?
そう。眉が光で飛んでしまっているのだ。
同年代のみなさんもなんとなく実感があるかと思うが、存在感が加齢と反比例で薄れていく僕の眉は、フラッシュや直射日光を浴びるとこのようにいなくなってしまう。不思議なもので眉が見えないと、眉を剃り上げていた昔のヤンキーさんよろしく、どこか不気味さが漂う。
その昔、とある有名なヘアメイクアップアーティストの方が、「眉は太さや角度によってキャラのイメージを大きく変えられる。顔の印象の9割を決めるぐらい大事なパーツ」とおっしゃっていた。事実、女性が眉をメイクするためのアイテムは、アイブロウペンシル、アイブロウパウダー、アイブロウマスカラなどなど、男性が想像できないくらい多くの種類、色のバリエがあり、これまた男性が想像できないくらいのてまひまをかけて女性たちは眉を整えている。
一方、約40年間野放しにされた僕の眉は、毎直射日光ごとに消えてしまう。某有名ヘアメイクさんの言葉をそのまま真に受けるならば、僕は顔の印象の9割を失ってしまったことになる。
つまりほぼほぼノックアウト!である。
対して、こちらの写真も見てほしい。

自分でいうのもなんなのだが、なかなかに好青年(◎好中年)ではないだろうか。なにを隠そう、このときはヘアメイクの方が眉を自然な形で描き足してくれているのだ。いつもの倍くらいはっきりした眉のおかげで彫りが深く見え、顔の印象ははっきりとして、若々しさ、凛々しさすら感じるほどだ。
眉がこれほど顔のエイジング印象に大きな影響を及ぼすとは……。「眉は顔の印象9割説」もあながち外れていない。
こうしてはいられない!
以前、ライバルのヒョンビンさん(from『愛の不時着』)の眉になりたい!という記事を書いたが、もう贅沢を言うのはやめよう。

贅沢は言わないが、フラッシュを浴びても消えず、直射日光にさらされても召されないぐらいの眉になりたい。だれかのようになりたい、なんて言わないから自分の中の清潔感ポテンシャルを増し増しにはしたい。
しかし、そうはいっても腐っても昭和生まれのおいらには、アイブロウペンシルを使って眉を毎日描き描きする、という選択肢はやはりねぇ。上手く描ける自信もないし、なにより面倒くさい。
なにか楽ちんでうまい手はないか?
SNSとかでよく見かけるようになったメンズの眉アートメイク?
違う。もう前フリが長すぎるしサクッといこう。
それは、「眉パ(仮)」である。
Text : Hideyoshi Fukuda
Edit:Yukari Tachihara