存在感抜群のボリューミーなデザインが実に今どき
第90回はランバンのスニーカーです。
昔から“お洒落は足元から”と言われるように、どんなスニーカーを選ぶかでスタイリングは大きく変わります。休日のカジュアル、ストリートな装いにはボリュームスニーカーがアク足しに最適ですが、それが派手顔とあれば、インパクト効果はさらに大! 「ランバン」のコチラがまさに。
昨年の銀座店のオープンを皮切りに、今季から伊勢丹新宿店メンズ館で展開するなど勢いを増しているランバン。今最も注目を集めているラグジュアリーブランドの一つです。そんな同ブランドを代表するボリュームスニーカーの「カーブスニーカー」から新作がリリースされました。
90年代のスケートシューズにインスパイアされた一足は、ぽってりとしたボリューム感が魅力。極太シューレースとアッパーの一部にあしらったネオンイエローが、存在感をさらに後押しします。カジュアルさが目立つ一方で、上質なカーフスキンを使用しているのでラグジュアリーなムードもしっかりと確保。ラグジュアリーストリートの着こなしにピッタリな一足というわけです。足元を華やかせ、人目を引くスニーカーは、コーディネートに遊び心をプラス。若者には真似できない大人のストリートを楽しんでくださいまし。
ソールにもアッパーと同色のイエローを採用。スケートシューズを元にしたソールは、グリップを効かせ派手な見た目以上の機能性を発揮します。
極太シューレースの下に細いシューレースを配した二重構造。インパクトを抑えた履きこなしも可能です。クッション性に富んだ厚いシュータンが、フィット感とコンフォートな履き心地をもたらします。
派手スニ一辺倒なんてことはなく、使い勝手のいいローテクもラインナップ。ボリューム感ある白スニが爽やかさをアピールするとともに、マルチカラーのヒールタブがさり気ないアクセントに。カーブスニーカーのシューレースを使用したヒールタブがクラシック感をプラス。
地厚なソールは、脚長効果にお役立ち。サイドとアウトソールは、ヒールタブ同様のヘリンボーン柄にデザインされており、らしさを滲ませます。グリップ力も文句なし。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Text:Hayato Hosoya
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