モダン・ランボルギーニ躍進の立役者はこの3人。まずはランボルギーニのかじ取り役、チェアマン&CEOに再び就任したステファン・ヴィンケルマン氏です(1964年生まれ)。しかも、ブガッティとの兼務なのですから大車輪の仕事っぷり。でもこの方、とにかく周囲の人間たちの能力を引き出すのが上手。また、イタリア政府からおそらく民間人としては最高位の勲章、騎士大十字勲章を授与されるほど貢献度大。
2人目はチェントロ・スティーレのヘッド・オブ・デザイン、ミィティア・ボルケルト氏(1974年生まれ)。確か15~16歳頃にベルリンの壁を越えてやって来た人物です。アヴェンタドール、ウラカン、ウルスといったモダン・ランボルギーニをすべて手掛けています。
3人目はチーフ・テクニカル・オフィサーのルーベン・モール氏(1979年生まれ)です。前出のヴィンケルマン氏の言葉を借りれば「非常に柔軟な思考をもち、新技術を否定することなく、興味をもって挑戦する人物」とのこと。前職はアウディでランボルギーニ電動化の担い手となる人物。
今回はランボルギーニの60年をザックリ振り返りましたがいかがだったでしょうか。とにかく、この先数週間は目が離せないランボルギーニ。皆さんお一人お一人が時代の目撃者となることだけは間違いないでしょう。
Text:Seiichi Norishige
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