不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。
【前編あらすじ】
社会人としての生活に胸を躍らせて入社した佐々木優太さん(仮名・当時24歳)。しかし配属された部署は県内一の激務部署。ただでさえ残業続きで体重が減り続けていた佐々木さんには、激務の他にも頭を悩ませる元凶があった……。
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「Aさんのことが嫌になりすぎてLINEを送ったんです。『個人的なLINEは控えてもらえないでしょうか。公私混同は避けたいです』と送りました。女として見てもらえないことが気に食わなかったのか、そのあとから態度が冷たくなりました」
経理担当が長いAさんは、社員の勤怠管理や健康診断の日程調整を任されていた。社員の勤怠管理は本来、管理職がやるべきだが、経理歴が長いAさんに上司が丸投げしていたようだ。
優太さんが有給を申請すると理由を聞いてきたり、健康診断の日程を勝手に入れられたり、他支店の同期や先輩と電話で話していると聞き耳を立て「誰と電話していたの?」など監視するようになった。
「我慢の限界で、直属の上司に相談しました。席替えをしてほしい、態度を注意してほしいと。しかし上司がAさんに伝えるのが下手だったのか、告げ口したのがバレたんです。すると僕のことを無視し始め、仕事を奪って最終的にデータ入力しか与えられなかったんですよね」
お局のAさんは、給湯室や職場の飲み会で「あいつマジで使えない」などの愚痴を広めるようになった。
会社へ行く意味や何のために働いているか意味が見出せず、優太さんはついに心が病んでしまったそう。
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