バレンタインに便乗して、色味が美しいチョコ色の名靴5選をピックアップ!
2月もアッという間に半分を迎え、なんと明日はバレンタインデー。
キリスト教圏では、毎年2月14日に恋人や家族などと愛を祝う日とされ、男性からも女性からも花やケーキ、カードなどを贈り合いますが、なぜか日本では女性が男性に、親愛を込めてチョコレートを贈る日に。
諸説ありますが、当時の日本文化的に男性から女性にプレゼントをする習慣がほとんどなかったため歪んで定着してしまったのこと。
というわけで、今回もこじつけに便乗し、第122弾ではチョコレート色の靴をピックアップしたいと思います。
英語の文献によれば、1737年には既に「チョコレート」は色名として使われており、後に「チョコレートブラウン(Chocolate Brown)という色名も登場。
チョコレートのような茶色というのが一般的な認識ですが、現在はチョコレートにもさまざまな種類があって、判断しにくいのが実情。 似たような色に「ココアブラウン」という色名もありますが、ココアの場合ミルクを加えるのが一般的なため、チョコレートの方が濃い茶色を意味するんだとか。
いずれにせよ、チョコレート色って黒よりも柔らかい印象ながら、渋みも感じさせるので、じつはどんなカラーにも合わせやすくて、使い勝手も良い。とくに靴で取り入れるとバランス良くまとめられるので重宝します。
では話をクルリンパと戻して、チョコレート色の靴の投稿5選をご紹介していきます!
ジョンロブの「ラッセル」
まずは、「初」という言葉が絡んだ靴、オールデンの名靴、王道の英国靴、ホールカットの靴、足元を涼しげに見せる靴、ゲリラ豪雨にも負けないビジネス靴、ブラウン靴、よくお手入れされたブーツの回に続き、ついに9回目の登場となった@sho.1588さんの投稿から。ジョンロブ(JOHN LOBB)の「ラッセル(Russel)」です。
現在は、残念ながら廃番になってしまった、ジョンロブのパンチドキャップトゥ ダービー「ラッセル」。
ラスト(木型)は 往年の8695を履いており、アッパーには「ウィリアム」にも採用されていたバッファローレザーを採用。ダブルソールを履いた堅牢な一足ですが、そこはジョンロブ! スッキリと端正な表情に仕上がっています。
@sho.1588さんの「ラッセル」は、オールドモデルとは思えないほど綺麗な状態をキープしていてお見事。タピールが誇る乳液タイプのワックス「レーダーフレーゲ」を注入したとのことで、潤いと艶が出ていますね。
もう少し明るいブラウンは見たことあるんですが、こんな渋いブラウンは初見。まさにチョコレートブラウンカラーという大好物な色合いなので、もしデッドで見つかるか、再発されるようなら欲しい。ただ、今後ここまでキメの細かいバッファーローレザーでは作れないでしょうね…。
とにかく羨ましい一足ですので、これからも丁寧なお手入れをして、長く長く愛してあげてください!