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LIFESTYLE 愛と悲鳴の婚活道場

上官タイプの女性が好き。決死で婚活中の「元傭兵(35)」に、致命的に足りないもの。

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今回、道場の門を叩いたのは、「元傭兵」という異色のプロフィールを持つ男性、光さん(35)。現在休職中で、これまでの恋愛経験は3人という塩顔イケメンである。

スーツから盛り上がる筋肉、鋭い眼光がただものではない。聞けば、厳しい訓練を経て戦地に赴き、命がけの任務を銃弾の雨の中を遂行した経験があるという。そんな男が帰国後に初めて挑んだのは婚活というミッション。10年にわたる海外生活を経た後、日本の婚活に挑戦しているが、芳しい戦果はあげられていないという。

光さんが婚活に利用しているのは大手婚活アプリだが、聞けばこの男、自分の顔写真を公開していないという、初歩的なミスを犯していた。理由は「恥ずかしいから」「人にバレたら嫌だから」。その点を厳しく糺された上で、インタビューは始まった。


【川崎貴子】
働く女性の為のマッチングサイト「キャリ婚」運営。日本最大の婚活勉強会「魔女のサバト」主宰。婚活のプロ、黒魔女の異名を持つ二女の母。乳がんの闘病経験も持つ。経営者、結婚コンサルタント、コラムニストとして多ジャンルで活躍中。

川崎:日本には10年ぶりの帰国なのね。海外で働いた後に傭兵になって、5年間の任期を満了したってすごい経歴ね。今までいろんな男性に会って来たけれど、私も「元傭兵」は初めてだわ。

光:そうですか? 結構いますよ。

川崎:さらっと言うわね(笑)。そもそも、傭兵ってどうやってなるの? やっぱり自衛隊の隊員になるの? 経験を積むうちに、スカウトが来たりするの?

光:僕は公募に応募しました。僕がいたヨーロッパの某国の部隊の場合は、未経験の一般人からも公募をしていたんです。

日本は兵役がないから、軍隊というと遠い話のように感じる人が多いけれど、意外と門は開いているんですよ。例えばフランスのように日本にいても大使館から外国人部隊の入隊申し込みができる国もありますしね。いずれも経験不問ですし、言葉ができなくても大丈夫。すべては入隊してからなんですよ。ホントに誰でもなれる大したことない職業です。

川崎:そんなことないでしょ! 

光:いいえ。僕が感じている通りです。傭兵なんて全入(全員入学)の大学入試みたいなもんですよ。日本人なら名前を書けばだれでも採用されるんです。だって勤勉だし、上官の言うことを聞くし。それに自動車運転免許の所有率も高い。だって僕みたいな人がなれたんだから……。

川崎:最初から自虐爆弾打ちまくっているけれど、あなたは想像するに激しい訓練を積んで、5年間にわたる任期を満了してここにいるのよね。それってすごいことだよ。まずはそこを意識した方がいいと思うの。

光:そうでしょうかね? 僕なんてたいしたことないんですよ(俯きながら)。

川崎:へいユー! 自分のことを「私なんて」と卑下したり、「たいしたことがない」という人にとって、婚活は厳しい道になるよ。これは男性も女性もそう。人は自信がある人に惹かれるから。光さんはどうして自分自身のことを「たいしたことがない」なんて思うの?



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