現時点でこれこそ正義!? いま日本で買えるプラグインハイブリッド全車を紹介

■三菱では、「アウトランダー」のほか「エクリプスクロス」にも

冒頭でふれたように、日本で初めての市販PHEVはプリウスでしたが、「プラグインハイブリッド車といえばアウトランダー」と思いつく人は多いのではないでしょうか。

2012年10月に登場した2代目「アウトランダー」に、同12月、「アウトランダーPHEV」が追加され、日本におけるPHEVの量産型2車種目となりました。2019年5月時点には、PHEVの世界売上ナンバー1にもなりました。

三菱アウトランダーPHEV。日本で唯一のPHEV専用モデルだ

現在販売されているアウトランダーPHEVは2021年に登場した3代目。この3代目も販売は好調で、価格も484.1万円（M）～570.5万円（P）と、PHEVにしては、求めやすい価格設定ということもあり、いま日本でもっとも売れているPHEVは、このアウトランダーPHEVです。駆動用バッテリー総電力量は、20kWh、EV走行距離は83km、AC100V電源や、V2Hにももちろん対応しています。

このほか、三菱からはコンパクトSUVの「エクリプスクロス」にも、PHEVが設定されています。エクリプスクロスPHEVの駆動用バッテリー総電力量は13.8kWh、EV走行距離は57kmと、少し心もとないスペックではありますが、そのぶん価格が386.3万円～465万円と、求めやすいのが魅力です。