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LIFESTYLE 女たちの事件簿〜沢木文の【婚外恋愛ファイル】

「まだイケるか試したかった」婚活アプリ不倫で自己承認欲求を求めた36歳妻が抱える「誰にも言えない恐怖」

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結婚5年間、家庭は平和で円満だった。都内のはずれにある夫の勤務先に近い場所に、建売の一戸建ても購入した。


©︎gettyimages

「半年前にナンパされるまでは、ホントに何の不安もなかったんです。新宿の地下道で、40歳くらいのスーツの男性から、『お姉さんが好みだったので、声かけちゃいました。僕とお話しませんか?』と言ってきたんです。時間がないと断ったのですが、そのときに“私もまだイケるんじゃない?”と思って。女としての価値をもっと試してみたくなりました」

ナンパから1週間。“主婦 不倫”などで検索し、マッチングアプリに登録。独身と偽って男性とやりとりを開始する。

どのマッチングアプリを選んだのだろうか。

「最初は、世界で最も有名なアプリにしたのですが、遊び目的の人ばかり。しかも、近くにいる人とマッチするような特徴のもので、近所の人が続々と表示されてしまうんですよ。その中には知っている顔もいて、慌てて削除しました」

その後、登録したのは、「真面目な人が集まる」とされるアプリだった。

「これが今回のトラブルの原因です。私は、“真面目だけれど遊べる男性”を探していたのですが、相手は“真面目に交際し、結婚する女性”を探していたんです」

自己承認欲求と性欲を都合よく満たしたかっただけの千香子さんと、相手の男性とのボタンの掛け違いが、悲劇的な結末へとつながっていく。次回ではその経緯を詳細にレポートする。

Text:Aya Sawaki



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