ハンバーガーメニューボタン
FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】「とにかく穏便に」モンペに悩まされるも、学校はまともに取り合ってくれない。24歳高校教員が告白した、日本の学校社会の闇。

無料会員をしていただくと、
記事をクリップできます

新規会員登録

Aさんは、怒りに任せて電話を切った後、当然渚さんから電話がかかってくると思っていたそうだ。でも、どんなに待っても電話はかかってこないので、怒りを増幅させ、ママ友たちに渚さんの悪口を吹き込み、ママ友たちから渚さんへの不満を聞きだした。

「翌朝出勤してすぐ、私は校長と教頭に呼ばれました。Aさんが、バスケ部の部員の保護者一同というタイトルで、私への不満を書き出したファイルを、学校のメールフォームに送りつけてきたそうです。その内容には、身に覚えのないような『生徒への恫喝』と言う文言もあり、私は、そんなことはしていないと何度も校長と教頭に言いました。でも彼らは、『証明できないと困るなあ。保護者の方の言い分を嘘だと決めつけることもできないしなあ。』みたいなことを言って、結局、もう一度Aさんと話すようにと私に言いました。もう誰も守ってくれない。そう思うと、絶望的な気持ちになりましたけど、私は、Aさんのお宅に家庭訪問に行きました。」

直接顔を見て話さなかったのが、良くなかったのかもしれないと思った渚さんは、黒のスーツを着て、Aさん宅を訪れたそうだ。



RANKING

1
2
3
4
5
1
2
3
4
5