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©︎gettyimages
ある日の昼休み、明子の携帯に非通知で着信履歴があった。
通話ボタンを押すと、耳に飛び込んできたのはドラマでしか聞いたことのない言葉だった。
電話に出るなり「この泥棒猫が!」という叫び声が聞こえてきたのである。
絶句したのち、「なんのことですか?」と聞き返した。
「なんのことだって? あんた、人の亭主にちょっかいかけてよくそんなことが言えるわね!」
電話の向こうの女性が、声を荒げて怒鳴り出した。これが地獄の始まりだった。男女関係のトラブルに精通する、危機管理コンサルトの平塚俊樹氏が言う。
「婚活アプリは、いま若い世代を中心に男女の出会いの場のひとつとして、完全に認知されています。結婚式で『出会いは婚活アプリ』との紹介があっても、違和感もない。ただ、相手の素性を見極めるリテラシーがないと、それは諸刃の刃になってしまうのです」
衝撃の次回では、明子さんが巻き込まれた「不倫トラブル」を詳報する。
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