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LIFESTYLE 女たちの事件簿

「ウチの子がかわいそうと、なぜ思わない?」32歳、中学教師が絶句。常識なんて通じない「強烈モンペのヤバすぎる実態」

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不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。

課題が山積する現代の教育現場。ブラック職場と言われることも多いが、今回ご紹介するのは「モンスターペアレント」によって人生を狂わされた、ある元教員の話しだ。

「この世には、常識なんてものは通用しない人間がいる。そのことを痛感したのが、私が遭遇したモンスターペアレントでした」

そう語る松田保奈美さん(仮名・32歳)は、少し疲れが見える。彼女は、あるモンスターペアレントの餌食となって、学校の教員を退職してしまった。

「もう、何もかもに疲れちゃって……。夢や希望をもって始めた仕事なのに、気が付けば子どもたちのことを考える余裕もないくらい疲れ切っていて、限界を感じたんです。はじめは、真摯に対応しようと努力したんですけど……」

保奈美さんの口は重い。

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©︎gettyimages

彼女は昨年まで都内の中学校の英語の教師として働いていた。彼女が担任したクラスにいた生徒の親が、絵にかいたようなモンスターペアレントだったそうだ。

モンスターペアレントというのは、「教育機関に対して、常識の範疇を超えた要求を繰り返し行う保護者」のことを言う。しかし、はじめは、他の保護者と大した違いは見受けられなかったという。

「少しお子さんに対して過保護すぎるかなという印象はありましたが、特別問題があるように思いませんでした。あの事件が起きるまでは……」

そう言う保奈美さんは、のちにモンスターペアレント化する保護者のことを、2学期になるまで気にも留めていなかった。

しかしある日、ある生徒が体育の時間に転んでけがをしたことで、その母親(A氏)が豹変したのだという。



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