美香子:職場は男女ともに恋愛は禁止状態になっています。セクハラになってしまうんですよ。コンプライアンス時代、学生時代に恋人を捕まえないと、自然な出会いって無理。だから……
川崎:(食い気味で)と言っても元カレはないと思うよ。だってあなた自身が彼に対して復縁したかったら、すでに行動しているでしょ? 強い思いが彼にはないのよ。
美香子:おっしゃる通りでございます!!! 彼が子供を強く望んでいることを知り、私から「ないわ~」と切っている。その傷口はすぐに治ってしまいましたしね。でも、ここまで話しても結婚したいんですよ。女性同士で一緒に住んでもいいのですが、それは先の話で1回くらい結婚してから、それをしたい。
川崎:私の周囲にも、離婚した女性同士が楽しくルームシェアして「男はもう要らない」って言っているケースが多々あるから。みんなすごい幸せそうなのよ。マウントしないし、支配もしないし。
美香子:あと、阿吽の呼吸でわかり合えますよね。今の職場がめちゃくちゃ居心地がいいのは、女性同士の空気の読み合いでいろんなものが進んでいくから。「ちょっと相手のことを思ってケアする」みたいなことの調和を乱すのはいつも男。
川崎:ねえ、あなた、三級船舶免許を取らなくても(結婚しなくても)いいんじゃない?
美香子:でも、いつか海に出るかもしれないじゃないですか。海もアウトドアも嫌いだけど。
川崎:よしわかった。では、私が主宰している婚活勉強会「魔女のサバト」でやってるとっておきの秘策を教えよう。あなたがすべきなのは、自分の幸せの定義を確立すること。そのためには、自分の幸せに何が必要かを50個書き出してみるの。そして、トップスリーである「3つのイエス」に絞り込む。
美香子:そんなの決まっています。私の3つのイエスは、仕事して、舞台(宝塚歌劇団、ジャニーズのコンサート、2.5次元ミュージカル)を観て、自宅でイケメンを養う。今、“推し”を輝かせるために、課金をしまくっているので、自分だけの“推し”(夫)が欲しいから結婚したいのかも。
川崎:いっそ清々しいわね(笑)。50個書かなくてもすぐに出てきた。そして次は「5つのバツ」。これは、50個「これはイヤだ」という相手の条件を書き、5項目に絞り込むこと。
美香子:あ~。これは新しい。考えたこともなかった。まずは、おブス男子はイヤだし、マウントやパワハラも論外。犯罪歴がある人もイヤですね。あとは話がつまらない人。意識高い系とか、オンラインサロンで「これからの時代のビジネス」を学んでいる人もダメかも。あとは、プロフィールに「サウナが好き」と書いている人。
川崎:ああ、にわかサウナー、増えてるよね。サウナに入れば仕事がデキると思っている。