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LIFESTYLE 女たちの事件簿〜沢木文の【婚外恋愛ファイル】

「子供が頑張ってるんだから、私たちも...」中学受験がきっかけで、保護者不倫に陥った「40歳美人妻」の末路。

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ライター・沢木文が、コロナ禍中でも花開く、婚外恋愛のリアルについて紹介する。

首都圏の本格的な受験シーズンが始まった。

東京都教育委員会の『令和4年度公立学校統計調査報告書』を見ると、2021年度の都内の公立小学校卒業者は約10万人だった。うち、私立中学への進学者は約2万人。5人に1人は中学受験をしているという現実が見えてきた。

田辺唯奈さん(仮名・40歳)は、「そのデータって、東京都の市部も含めてですよね。うちが住む港区の小学校の場合、半分どころか2/3は私立に進学していると思う」と言う。
その言葉を受け、再びデータを見ると、私立中学進学者の区別のデータを見る。すると、区によって格差があった。私立中学の進学率が高い区は、千代田区が37%、唯奈さんが住む港区では41%だった。それとは逆に進学率が低いのは、足立区の12%、江戸川区の10%だった。
区の平均収入とシンクロしており、私立中学の進学には多額の教育費がかかることも分かる。
唯奈さんは専業主婦だが、15歳年上の夫は会社を経営しており裕福だ。その娘(14歳)も私立中学校に進学し、楽しい学生生活を送っているという。
「私は地方出身で、別に公立中学校でもよかったんですけれど、主人が“どこでもいいから私立に入れなさい”と言うので中学受験を始めました。というのも、中学校受験をしない家は“お金に困っているの?”という感じで見られるから」
それゆえに、中学受験が過熱しているといっても、それはほんの一部だという。
「ドラマやマンガで取り上げられている学校だけが私立じゃないです。まあ、“父親の経済力”は必要ですが、うちみたいにどこでもいい場合、“母親の狂気”は不要です」
とはいえ、中学受験の勉強と学校の勉強は全く異なる。低偏差値の私立中学校も、受験勉強をしなければ合格しない。

©Getty Images

「だから進学塾に通わせるんですが、学力別にクラスが異なり、うちみたいに最下層のクラスだと親もピリピリしていない。だから小4から3年間、週3~5で迎えに行っていると、ママ友やパパ友ができますよ」
小6になると、子供はひとりで塾から帰れるように成長する。そういう家も多いが、心配性の唯奈さんは送り迎えを続け、将太さん(仮名・40歳)と知り合う。
「それが私のいまの彼、ピッピです。主人と比べ物にならないくらいイケメンで優しくて、ベッドが上手。ピッピ(将太)と付き合い始めて2年、彼がいるから結婚生活が続けられているようなものです」

唯奈さんは結婚15年の夫との間に、14歳の娘と10歳の息子がいる。

夫と出会ったのは、23歳のとき。当時イベントコンパニオンをしており、什器のリース会社を営む38歳の夫がベタ惚れした。

「ちょっとキモかったんだけどすっごく私のことが好きで、ここまで愛してくれるならと思って2年の交際の後に結婚しました。子作りはしたけれど、やっぱり顔が無理だから、キスも含めてアレが厳しい。結婚15年の今も求めてくるんですが、週1にしてもらっています。だって、もう55歳のオッサンですよ。いい加減にやめてほしい」

夫が欲情する気持ちもわかるほど、唯奈さんは魅力的だ。すらりと伸びた手足、小さな顔に大きな目、ロングヘアは豊かで、バストは大きくウエストは細い。

「ピッピがプリっとした胸とお尻が好きだから、頑張って鍛えています。そこに主人がムラムラっときて求められるんですけれど、超迷惑。オマエは要らんわって思います」

不倫相手のためにボディラインを整え、そこに欲情する夫に「マジ、消えてほしい。キモい」と言う妻・唯奈さん。写真を見せていただくと、55歳の夫はトレンディドラマに出てくる俳優を太らせたようなファッションと雰囲気。そして彼ピッピこと将太さんは、ヒップホッパーのようなファッションが似合う、整った顔立ちの筋肉質で今っぽい男性だ。

☆次回では、中学受験のウラで保護者同士が不倫するという衝撃の実体験を、唯奈さんがさらに詳しく述懐する☆



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