4位 トヨタ ルーミー 109,236台（前年比81.0％）
ダイハツ・トールのトヨタ版がこのルーミー。現行モデルはガソリン車一択でハイブリッド車はなく、今年控えたフルモデルチェンジでハイブリッド化されるといいます。搭載するパワーユニットは1.0L直3エンジンの自然吸気とターボの2機種。2WDはFFですが4WDも選べます。エントリー価格は156万6500円。両面スライドドア採用で利便性が高く、価格と相まって最強の軽自動車キラーかもしれません。
5位 トヨタ ライズ 83,620台（前年比102.1％）
トヨタとダイハツで共同開発。エクステリア上の違いはフロントグリルとバンパーですが、トヨタにはTRDのカスタマイズパーツが設定され、老若男女問わず間口は広いといえるでしょう。パワーユニットは1.2L直3ハイブリッドと同排気量のエンジン車。エントリー価格は前者が217万3000円、後者が171万7000円。ボディサイズは全長3995×全幅1695×全高1620mm。見た目は小さく感じますが、実際に乗り込むと頭上の空間にゆとりがあり窮屈な印象はありません。
11位 トヨタ ノア 57,696台（前年比130.5％）
なぜ11位のノアに触れるかといえば、この直後の12位にモデル末期の日産セレナ、13位にトヨタ・ボクシーと続くから。新登場のホンダ・ステップWGNの追い上げは著しく、途中参戦ながらランキング16位。今年は新型セレナの納車がはじまるので人気動向はどうなるでしょうか。余談ですがつい先日トヨタ・ディーラーでノアの商談を見かけましたが、契約者の方にお声掛けするとハイブリッド車（2WD）を契約し納期1年3ヵ月といわれたそうです。
話題の新型プリウスの販売が始まりましたが、果たして何台作れるのか？ 人気車の受注休止からの復活はあるのかなど、まだまだ混乱は続きますがどうなることやら。1日も早く復旧して欲しいものです。
Text：Seiichi Norishige
