ほど良く赤みが抑えられた、色味も美しい名靴5選!
2022年を迎えたと思ったら、"松の内"も明けて、すでに15日。
正月を締めくくる一連の行事である「小正月」を迎え、前年のお札や門松、しめ縄など正月飾りを寺社の境内や河原などに集めて焼く「どんと焼き」へ行く準備や、無病息災を願うために魔除けの力があると信じられてきた小豆を炊いた十五日粥(小豆粥)を食べたという方も多いのではないでしょうか。
というわけで、チョイと こじつけ感はありますが、第118弾では小豆色の靴をピックアップしたいと思います。
小豆色(あずきいろ)とは、赤小豆の実の色のような茶色がかった赤紫のこと。マルーンこと栗色に近い色合いですが、やや紫がかっているのが特徴です。
英名は"アンティック・ローズ"とされ、ラセットブラウンとも言われます。
日本では、古代から祈願の色として使われたり、品がよく高級感があるため かつては日本の大半の鉄道車両がこの色でした。なんとも縁起の良さそうな色です。
では話をクルリンパと戻して、小豆色の靴の投稿5選をご紹介していきます!
ジョンロブの「アルダー」
まずは、春雨に負けない靴、背筋を伸ばす黒の革靴、コンビローファー、サンダル、黒のキャップトゥ オックスフォードの回に続いての登場となる@cgmh_kskさんの投稿から。ジョンロブ(JOHN LOBB)の「アルダー(Alder)」です。

ジョンロブが、1940年代のスキーブーツからインスピレーションを得て作った、8アイレットのダービーブーツ「アルダー」。
アッパーの素材にはウォータープルーフ加工を施したミュージアムカーフと、キャヴィアグレインという水に強いコンビを採用しているのがポイントです。
水の浸入を防ぐタンとノッチドウェルトによって、さらに防水性を高めています。
@cgmh_kskさんが海外ショップのセール情報を発見して、2023年の一足目としてNEW INさせたという「アルダー」。
日本向け販売できないところをメールで交渉したとか、革靴に対する関税を学んだなど、購入にまつわる聞いてみたい話が盛りだくさん!
履く度にその辺の逸話も小分けで記載していただけると、拝見する楽しみが増えますので、よろしくお願いしたいです。