進化は続くよどこまでも。日産GT-Rに2024年モデル爆誕！

この負圧を低減するというアプローチはNISMOモデルも同様です。例えばリアウイングの支持部分を釣り下げ式のスワンネック形状へ変更することでウイング下面の空気をスムースに流し、負圧を低減することで13％もダウンフォースが得られています。

エンジンスペックは2022年モデルと変わらず、スタンダードモデルが570ps、NISMOモデルが600psの最高出力を発生。ただし、NISMOには変更点があり、フロントに機械式LSDを新規採用。4輪への駆動力配分制御を見直した結果、トラクション性能が高まり、コーナーの脱出速度が高いとか。

インテリアについて、スタンダードモデルへの言及はありませんでしたが、NISMOモデルに標準装備されるレカロシートは新規開発の逸品です。カーボン地むき出し＆側面から見て極薄のシートバック。で、見た目も相当カッコいいのですが、重量増なしに高剛性を実現し、また、形状やパット部分も見直してサーキットスペックに進化したそうな（単品でも高そうですね）。