ハンバーガーメニューボタン
FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
CAR Dr.ノリシゲの妄想ドライブ

「これでロータリーが味わえるのか?」新世代ロータリーエンジン第1弾「マツダMX-30 R-EV」。電動ロータリーの乗り心地とは?

無料会員をしていただくと、
記事をクリップできます

新規会員登録

一方、マツダのロータリーエンジンファンの視点でとらえれば「コレでロータリーが味わえるのか?」という疑問もでてきますよね。私自身も初代RX-7、2代目RX-7と2台乗り継いだので期待と不安がよぎります。

確かに振動の少ないロータリーエンジンはモーターを駆動するBEVにマッチすると思います。しかし、駆動輪を回すのはあくまでモーターのお仕事。もし、走行フィーリングが「MX-30」と同じなら、このモデルは新時代のマツダファンにお任せし、我々はいま目の前にあるロータリーエンジン搭載車を末永く愛することに集中するだけ。

ただし、このパワーユニットが「ヴィジョン・スタディモデル」のようなスポーツカーに搭載されれば食指が動くかもしれません。後輪をeアクスルで駆動すればFRのBEVになるのですから。変にスピーカーで走行音を演出するより、スポーツカーファンの気分は盛り上がることでしょう。

現時点では新エンブレムの画像しか公開されていませんが、週内には「MX-30 R-EV」の全貌が判明する予定です。発売は2023年3月を予定。欧州市場からリリースが始まるというので楽しみですね。最後に噂を補足すると、マツダでは2ローターのロータリーエンジンも回っているというハナシもあります。

実際発売にこぎつけても電動化されるでしょうが、現実的にはPHEVかもしれませんね。ピュアロータリーエンジン搭載車をとはいいませんが、せめてトヨタHEV程度のバッテリーで収めてくれることを切に願いつつ、マツダエンジニアの変態魂に期待したいと思います。

Text:Seiichi Norishige

マツダ



RANKING

1
2
3
4
5
1
2
3
4
5