ここでちょっとテキサス州の歴史について触れておくと、アメリカ合衆国への加盟は28番目。そのリストに名を連ねる前は“共和国”であり植民地ではありません。簡単にいうと、油田もあって農地もあり、一つの国として自給自足可能な状態でした。よって他の州とは加盟条件が異なり、その気になればペナルティなしに合衆国を離脱することも可能です。
つまり、中央政権に頼らなくてもOKな唯一の州といえるのがテキサスなのです。アラスカを除けばロジステック上も陸続きで36時間以内に対応可能だったかと思います。いまやシリコンバレーのIT系企業の多くがテキサスに拠点を設けてもいます。
ハナシをタイでのトヨタに戻せば、その歴史は既に60年。脱炭素社会への道のりも官民あげてパートナーシップを築き上げ猛烈な速度で進んでいます。それと比較すれば日本政府はどうでしょうか? 今回はスペースの都合で詳細に触れませんが、自動車行政を含め個人的には、オマエラニホンジンカ? とオッサンはいいたくなります。
「でした」、「ました」と外電を垂れ流すオールドメディアに未来はありません。皆さんのご自身で情報を精査してください。いまの時代、手段や方法はいくらでもあります。そして国境を越えた個人の連携も。
さてさて、今回の愚痴コラムはこの辺で。次回からは能天気に一喜一憂し自動車趣味に邁進してまいります。御贔屓にどうぞ!
Text:Seiichi Norishige
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