走破性の高い本格派クロスカントリーモデルのSUVでは、ランドクルーザー・プラドの新型車も注目です。デビューすれば14年振りのフルモデルチェンジ。新型はおそらくパワーユニットも電動化されるでしょう。こうなれば前出のアルファード&ベルファイアとともに、正式発売前の事前受注のタイミングを掴まねば納期の目途が立ちません。初回車検までの3年毎に乗り換えるならば、新車買って1年後には次期愛車候補の選定をしなければなりません。
「新車が人気なんて、みんなカネ持ってるな~」なんて思ったなら大間違い。自動車メーカーの企業努力は誰しも認めるところですが、単に定期需要を満たせないだけという考え方も必要です。いずれにせよ、新車不足は中古車の需要を高めた……というのが昨年までの出来事。同じ金額払うなら自動車メーカーの一般保証が付いた新車の方がお得です。どう考えたって故障リスクは中古車が高く、さらに安全装備やカーナビも新車なら最新の技術を搭載します。便利なのは断然、新車なんです。
自動車メーカーの一般保証を有償延長しても最長5年です。電子パーツの集合体&電動化したいまのクルマは、ひとたび故障となればユニット交換で修理費は高くつきます。しかも安全装備や快適装備、カーナビなどの装備も中古車は旧バージョン。その点、トヨタは新型プリウスで装備面をアップデート可能な仕様(サブスクKINTO専用モデル)を投入し、“古くなっても商品力を高める”戦略をとりましたが未知数の部分もあります。
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