今回の取材にご協力いただいたのは、ケータハム編に引き続き「ガレージシマヤ」さんです。現在はロータス・ディーラーからロータスの正規サービス拠点「ロータス・サービスポイント」となりましたが”ライトウェイト”にこだわる同店は、エミーラ・ファーストエディションの発注を最後にその販売権を継続せず、在庫限りの新車、中古車の販売を手掛け、ユーザーサポートに徹する構えを見せます。
余談ですが、電動化時代のロータスは大幅な設備投資を必要とし、とはいえ少量生産ゆえに供給も安定せず販売戦略が立たないという現状があります。皆さんの地域のロータス販売店もこの「ロータス・サービスポイント」に変わってしまったプロショップも多いかと思います。ご確認ください。
ではエリーゼから行きましょう。ザックリいうと1.6Lもしくは1.8Lの直4NA、1.8L直4スーパーチャージャーエンジン搭載車があります。シリーズ1は丸目ヘッドライト、シリーズ2がシャープな切れ長ヘッドライトとその内側に口ばしの鼻の穴のようなサブランプ、これがシリーズ3になると鼻の穴がなくなりバンパー形状がワイルドになります。
デビュー時のシリーズ1は歴代最軽量の車重690kg。コレがシリーズ3まで進化を辿ると本国発表値で924kg(CUP220)になります。それでもなんやかんや付いて1t切りのミッドシップカーですから最高です。最初期に搭載したローバー製エンジンで最高出力約122ps。終盤に登場したCUP250GPエディションで248.4psですから恐れ入ります状態。
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