オンオフ問わずに使える汎用性の高さも魅力です
第81回はパトリックのスニーカーです。
1万5400円／パトリック（カメイ・プロアクト）
1892年にフランスで誕生したスポーツシューズブランド「パトリック」が、今年130周年を迎えました。その記念として、アニバーサリーモデルを発表し、これがクラシック回帰のトレンドにどハマり！ これはファッショニスタ必見ということで、イチ押しをご紹介。
パトリックと言えば、履き口から斜めに走る2本線でお馴染み。72年に生み出したシグネチャーディテールで、そもそも日本に初上陸を果たしたのは78年のこと。洗練されたシャープなルックスが注目され、ファッション感度の高い若者から支持を集めていました。FORZARの中には懐かしいという方も多いのではないでしょうか。過去のアーカイブをベースとした130周年モデルは、そんな方にもオススメです。
白のアッパーに黒のステッチが目を引く一足は、80年代のテニスシューズを原型としたモデルがベース。ソフトな履き心地をもたらすナイロンとベロアをコンビ使いし、同色ながらも立体感を構築。さらにシュータンのロゴやシューホールに配したタグがアクセントに。
ベーシックなルックスはボトムスを選ばず、様々なスタイリングと好相性。当時のレトロな風合いも残しているので、今どきな着こなしにうってつけです。昔を懐かしみつつ、旬なスタイルを楽しむのにぴったりかと。
白スニのアッパーに対しアウトソールはブラックで切り替えることで、アイキャッチを誘う。ベーシックなローテク仕様も使い勝手の良さを後押し。
ナイロン部分に同色のレザーで2本線をデザイン。黒のステッチで縁取ることで所長的なディテールを強調しています。
1万4850円／パトリック（カメイ・プロアクト）
男らしいタバコカラーの「コロンビア」は、80から90年代のアーカイブがソースに。つま先のぽってりとした形状や色の切り替えなど、細部にわたって当時のモデルを再現しおり、古き良きアメカジスタイルにマッチします。黒ソールが洗練さを演出。
1万7600円／パトリック（カメイ・プロアクト）
滑らかなスムースレザーの光沢が上品な印象のコチラ。履き口や二本線、ソールを白で切り替えアクセントに。その一方で、スエードのマットな質感とガムソールが無骨にアピール。マルチに活躍する一足です。アニバーサリーモデルの全てに130周年の下げ札がつくのも見どころ。
Photo：Naoto Otsubo
Styling：Takahiro Takashio
Text：Hayato Hosoya
【問い合わせ】
カメイ・プロアクト 03-6450-1515
https://patrick.jp/
