不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。
コロナ禍やインフレの影響から、パパ活で生計を立てている若い女性が増えているという。特に大学進学などで、学費を工面することができずパパ活や援助交際に走る女性も少なくない。
今回は、FORZA STYLE「ライフ取材班」が、パパ活アプリで起こった、あるトラブルをご紹介する。
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笠井美樹(仮名・20歳)は、関東地方の美大に通う現役大学生だ。専攻は西洋美術史で、将来は学芸員かギャラリーのキュレーターを目指している。
美樹の両親は、5年前に離婚をした。
父の浮気が原因だったため、離婚から数年は養育費が振り込まれていたのだが、高校2年生の秋頃に、それまであった振り込みがピタリと止まった。

©︎gettyimages
母親は病気がちで、フルタイムで働くこともできない。このため、美樹は大学進学の費用を奨学金でカバーすることにした。
しかし、大学の学費は非常に高く、また学芸員を目指すコースは海外での美術研修や材料費などの出費も多いため、普通のバイトでは学業との両立が難しい。
このため、美樹は学業と両立して、パパ活で生計を立てる道を選んだ。同じくパパ活をしている友人、梓(仮名)からのアドバイスで、比較的マナーの良い登録者が多いと評判の、パパ活アプリを使うことにした。どのアプリに「金持ちのパパが多い」かは、友達に聞けばすぐにわかるという。
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