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LIFESTYLE ネット・SNS危機管理マニュアル

身内がやらかした! 企業炎上の正しい「火消し法」って?

講演、メディア出演、執筆などを通じて、炎上の「火消し」からフェイクニュース対策まで幅広く発信している小木曽健氏によるネットニュース分析、推察コラム。

先日、ちょっと珍しい「企業炎上」がありまして。SNS投稿がきっかけで燃え広がり、その後「ちゃんと対応し過ぎて失敗した」という、あまり例のない現象にネット界隈がザワついたのですが、「こうすれば良かったのに」という惜しい案件でもあったので……。寝た子を起こすようでスミマセン! 紹介させて下さい。

「起業家あるある?」

あるベンチャー企業の社長さんが、お子さんと一緒に電車に乗った際のトラブルをツイッターに投稿しました。要約するとこんな内容です。

©Getty Images

「我が子が電車で騒いでいたら怒られた。そこで私は『子供は泣いて騒ぐのが仕事。子供の探求心を伸ばしたいので、あなたの価値観を押し付けないでほしい』と反論。相手は怒っていたが、我が子はあっけらかん。さすがは我が子」

う、うーん……。「子供は騒ぐのが仕事」って、迷惑をかけた側が言うセリフじゃないし、公共の場で騒ぐのは「価値観」云々の話でもない。しかもこの投稿、冒頭には「これって起業家あるある?」という唐突な1文が添えられており、読んだ全員に「いや、起業と関係ねえし」「起業家ナイナイ」と脳内で突っ込む手間までかけさせ、つまりすぐ炎上したんですね。

実のところ「ベンチャーの社長さんが個人SNSで炎上する」なんて、さほど珍しい話ではありません。よくあることです。この炎上もそのうち自然鎮火するのかと思っていたら、なんと翌日、企業名義で、非常に重厚かつ濃厚な謝罪リリースが出されました。



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