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結構イケてるじゃん!5代目プリウスの好感度が上がっている理由

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インテリアに関しては、以前はインパネにあった電制シフターを、センターコンソールへと移動し、そのエリアには、大型センターディスプレイ(12.3インチもしくは8インチ)とエアコン吹き出し口が設置された。インパネには、トヨタセーフティセンスと連動して光るアンビエントライトも仕込まれている。また7インチのTFTメーターはステアリングホイールの奥へと移動し、bZ4Xと同じく、「アイランドアーキテクチャー」のレイアウトとなった。bZ4Xでは、正直メーターが遠すぎて違和感が強かったものの、視線移動の少なさには有効だ。

TFTメーターを遠くへレイアウトした「アイランドアーキテクチャー」を採用、bZ4Xと同じレイアウト※欧米仕様車

 

■1.8Lと2.0Lの2種類のハイブリッドと、PHEVを用意

新型プリウスには、従来の1.8Lエンジンに加えて、2.0Lのダイナミックフォースエンジンが追加された。1.8Lは103kW(140PS)、2.0Lは144kW(193PS)のシステム最高出力を誇り、0-100km/h加速はそれぞれ、9.3秒(1.8L)、7.5秒(2.0L)だという。よもやプリウスの0-100km/hを紹介するなんて思いもしなかったが、驚かされるのは、プラグインハイブリッド車だ。

プラグインハイブリッド車には、2.0Lエンジンのプラグインハイブリッドシステムを新たに搭載(従来型は1.8Lだった)。システム最高出力は164kW(223PS)にもなり、0-100km/h加速は6.7秒、同社のGR86の0-100km/h加速が6.3秒だから、まあまあ速いことは想像つくだろう。EV走行距離も、従来型の60㎞から50%以上向上しているとのことから、100km程度にまで延伸されている可能性が高い。ガソリンを一切使わずに100km近く走れる(条件次第だが)なんて、夢のようなスペックだ。なお燃費性能は現時点公表されていない。

プラグインハイブリッド車には、2.0Lエンジンのプラグインハイブリッドシステムを新たに搭載(従来型は1.8Lだった)。システム最高出力は164kW(223PS)にもなり、0-100km/h加速は6.7秒と俊足だ

また、アクセサリーコンセント(AC100V、1500W)も備え、野外でも安心して給電できるよう、ドアや窓を閉めたまま電源コードを外部に出せる外部給電用のアタッチメントも用意されている。

 

■まとめ

もちろん、最新のトヨタセーフティセンスも備えており、車外から専用スマートフォンアプリを操作することで、遠隔で駐車、出庫を行えるアドバンスドパークも用意されている。国内向けの発売はシリーズパラレル式ハイブリッド車が今冬、プラグインハイブリッド車は2023年初頭になるそうだ。

アンビエントライトが仕込まれたインパネ。トヨタセーフティセンスと連動して光を発する

気になるのが価格設定だが、50%以上もEV走行距離を伸ばしたという新型のプラグインハイブリッド車が、現行プリウスPHEVと変わらぬ350万円~で登場すれば、PHEV界に革命を起こすことになる。今後の続報が非常に楽しみだ。

Text:Kenichi Yoshikawa
Photo:TOYOTA
Edit:Takashi Ogiyama



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