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LIFESTYLE 柔術女将のお悩み相談

「クリスマスが終わったあとの、クリスマスケーキなの?」37歳婚活女子の人生相談

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皆さん はじめまして。PEPEと申します。会社員、ジャズ歌手を経て、現在は男だらけの柔術道場の女将として、人生賭けているオンナです。

さて、柔術道場というと、皆さんはどんなイメージでしょうか?

寝技主体の格闘技と聞いて思い浮かぶような、荒っぽさや汗臭さをイメージされる方も多いのではないでしょうか。私自身も格闘技とはまったく無縁の人生を歩んできた訳ですが、紆余曲折。

当時、柔術界で神の階級ともいわれる最激戦区ライト級のヨーロピアン大会で準優勝し、日本人最高位を取得した柔術家の岩崎正寛氏と結婚し、コロナ禍もあいまって生活は一変。

今では数名のお弟子さんを抱える柔術道場の裏方として日々走り回り、道場経営のサポートから経理に広報、撮影やHP制作まで携わっています。時には、若いお弟子さんのお世話や人生相談まで。

人間万事塞翁が馬とはいいますが、そんな波乱万丈でユニークな私の人生相談。

まだまだ未熟者ではありますが、チラリとお付き合いいただけたら幸いです。

★★★

さて、本日のお客様は、

婚活相談所に通っている37歳独身です。
ほぼ全ての男性が、自分より10歳以上年下の女性狙いで、自分と同年代の女性には見向きもしないという現実にショックを受けています。

男という生き物は、今まで散々自由を満喫し、学生時代には彼女が結婚を求めても断り、35歳や40歳になってから慌てて婚活を始めて、自分よりはるかに若い女性を狙う人が多いです。

女性ばかりが損をしている気がします。こういう傾向についてどう思いますか?

——ハゲ丸ドン子 会社員(37)

ハゲ丸ドン子さん、ご相談ありがとうございます。

男性たちが若い女性にばかり目を向けて、結果、女性ばかりが損をするというご相談ですが、世知辛い世の中では、そのような傾向は少なからずあるように思います。

今では時代錯誤と叱られてしまいますが、日本のバブル期に、女性の結婚適齢期をクリスマスケーキに例えられていた時代がありました。

当時の結婚適齢期は、およそ25歳前後。

一方で、現在の「令和3年版 少子化社会対策白書」によれば、女性の初婚率は25~29歳が最も高く、第1子出生時の平均年齢は30.7歳ということ。

30歳前後で1人目を出産したいと考える女性にとっては、25歳~29歳がいわゆる結婚適齢期のようです。



©︎gettyimages

現在は、結婚しない人がいたり、恋愛観の変化や女性の社会進出に伴い、結婚適齢期は上がる傾向ですが、当時は「女性の年齢=クリスマスケーキ」と都市伝説のように例えられていたのです。

24歳は、クリスマスイブ(24日)に食べるケーキに例えられ、予約をしてでも手に入れたい人がいる、鮮度の高い定価販売のケーキ。


25歳は、クリスマス当日(25日)に食べるケーキに例えられ、定価販売で丁度良い食べ頃のケーキ。

26歳以降は、クリスマス後に売れ残ったケーキに例えられ、売るためには値下げを強いられ、オフシーズンのケーキということでしょうか。



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