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【マツダ・ロードスター&RF】欧州マツダが2023年モデルの画像を公開。さて、日本はどうなる?

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今回はもう一歩踏み込んで、マツダ・ロードスター&RFの2023年に起こりうるニュースを推察します。限定車や特別仕様車は大いに考えられますし、商品企画は進んでいるものと思います。しかし、個人的願望は2.0Lエンジン搭載車の追加投入です。なんたって日本と同じ右ハンドル仕様車を販売する英国には、ロードスター&RFのどちらにも1.5Lエンジンと2.0Lエンジンの設定があるのですから。

諸元表に目を通すと、興味深いことに、MT車比較で1.5Lも2.0Lも1速から6速までギア比が変わらず、RFのAT車を除けばファイナル比もなんら変わりません。つまり、6速マニュアルトランスミッションの耐久性は十分に確保されていると考えられます。実際、日本で2.0Lのロードスターを売ろうと思えばあらたに型式認定を受けなければならないのでしょうが、そこはマツダさんに努力していただき、ターボエンジンをといわないまでも、作っているんだから日本に2.0Lエンジン搭載車をお裾分けいただきたいと思う次第。

次にエンジン(欧州仕様)を比較します。ボア×ストロークは1.5Lが74.5×85.8mm、2.0Lが83.5×91.2mmです。パワースペックは1.5Lが最高出力97kW(132ps)/7000rpm、最大トルク152Nm/4500rpmです。対する2.0Lは最高出力135kW(184ps)/7000rpm、最大トルク205Nm/4000rpmです。どちらを選んでも最大許容回転数は7500rpm。デビュー当初と違い、いまの2.0Lは切れ味も十分味わえるのではないでしょうか。日本はRFだけ2.0Lですが、コレをロードスターに搭載しないとはじつに残念。

現行モデルである第4世代のロードスターND型も“コレで最後”と思えば大胆な決断も実行できるハズ。英国マツダのプレスリリースのタイトルは「2023 Mazda MX-5 | new names – unchanged winning formula」。直訳すれば「変わらない勝利の方程式」ですから、スポーツカーの方程式は不変である、といったところでしょうか。じつにクールですね。そんな感想を抱きつつ、“やっぱりロードスターは最高だよな”と実感する今日この頃なのです。

Text:Seiichi Norishige

マツダ



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