SとR、両モデルの違いは、Sはストリート重視、RはこのSをベースにサーキット走行に適したサスペンション、LSD、15インチホイール(Sの標準は14インチ)、カーボン製ダッシュボード、コンポジットエアロスクリーンを装備します。
車重は500kgの前半に収まるでしょうから、パワーは170bhpでも十分にスパルタン。1tの車体に340馬力のエンジンを搭載すると思えばわかりやすいかもしれません。ちなみにマツダ・ロードスター990Sが990kg、パーティレース用のNR-Aが1010kgであり、その出力はともに132psです。
日本仕様がどこまで対応するのかまだ分かりませんが、欧州市場ではオプションとしてワイドトラック仕様のラージシャーシ、LEDのリヤコンビレンズ、低床フロア(背の高いユーザー向け)が設定されます。
170系もよくできた素晴らしいバランスのライトウェイトスポーツカーですが、乗りなれるとターボエンジンとはいえ、もう少しゆとりあるパンチの効いたパワーユニットが欲しくなります。そんなユーザーのために1.6Lエンジンの設定があったのですが、現在は2.0Lエンジンしかないのでコレを搭載し275後継機種とし340を据える……というのがケータハムのプランなのです。
正式発売日や本価格が決まり次第、続報をお届けしたいと思います。今しばらくお待ちください。
Text:Seiichi Norishige
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