まず、「こりゃあアカンですな」と評されたのは報道向け試乗会での出来事でした。試乗会場は静岡県御殿場市。街中の一般道やワインディングロード、高速道路まで試せる環境でしたので、ひと通りの評価ができる会場設定でした。
マツダが持ち込んだ車両はXDハイブリッド計8台。そのうち、6台が試乗車で2台がスペアカー&撮影車両として控えていました。その評価は、乗り心地がイマイチ、再始動時やシフトショックが大きい、なんだか後部から異音がするというもの。また、期待するほど速くない……なんて声もありました。
ところが……YouTubeなどで見る最新評価はスコブル良いという声が目立ちます。正式発売から1か月を経過して、現在の完成度はいかがなものなんでしょうか? 早速、聞いてみます。
「ナンバーの付いた登録車ができてから、お客様の試乗前に私たちも乗ってみたのですが、正直、これは問題あるねと不安になりました。しかし、メーカーから通知が着て制御系をアップデートしたら抜群によくなり安心しました(マジ顔)」。
よくよく聞くと、サスペンションアームを交換するなどのアナログ的な対策作業ではなく、スマホやPC同様にオンラインでのアップデートのみで完成度が高まったと証言。ちょうど試乗車が空いていたので、ワタシとMAD平塚さん、セールスさんの3名乗車で試乗してみました。
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