超絶使えるシンプルなデザインが最大の魅力!
第73回はオートリーのメダリストです。
クラシカルなスニーカーが注目を集める中、レトロ顔なのに新鮮さを与える一足が登場! それが、今年日本に上陸した「オートリー」です。
1982年にアメリカのテキサスで誕生した同ブランド。85年にリリースした「メダリスト」が話題となり、アイコニックな星条旗ロゴも相まって、著名人をはじめ愛用者も多く、創業当初から大きな話題になりました。その後90年代以降はブランドを休止したものの、2019年に新体制となって再始動。クラシック回帰の流れもあって人気ブランドに仲間入りを果たし、今年日本上陸となったのです。で、代表作たるメダリストも復刻。
80年代のテニスシューズを彷彿とさせるシンプルなローテクは、牛革を採用しシックな佇まい。トゥやヒールに配したスエードの切り替えがさらに後押しします。クラシック感や汎用性の高さ、上品さ……どこを取っても、大人のお洒落にぴったりです。
お決まりなレトロスニーカーではないスニーカーブランドの一足は、「それどこの?」と話題になるのは言わずもがな。オンオフ問わずに使える利点も考えれば、さらに人気上昇するのは間違いありません。ファッショニスタなら先取り待ったなし!
過度な装飾のない、至ってシンプルな潔さもまた魅力の一つ。クラシカルなローテクならではのラバーソールが、男心を刺激します。
オートリーの名作とあって、バリエーションも豊富。本作は、スエードではなくスムースレザーのホワイトアッパーにブラックで切り替えを施しています。光沢による艶っぽさを与える一方で、ストリートスタイルと好相性なデザインが特徴。
今シーズンの新作は、ソールにご注目。エンボス加工によるレタリングをあしらい、メタルカラーの配色がさらにアイキャッチを加速。随所にスエードを採用し、履き口はブラックで切り替えを。存在感抜群とは言え、やんちゃすぎない塩梅に抑えているのも見どころです。
オーセンティックなバッシュをモチーフにした「オープン」。EVAソールやライニングにパイル生地をあしらうなど、クッション性やフィット感は実に快適です。アッパーのロゴを同色であしらい、ヒールには刺繍ロゴが鎮座。使い勝手のいいベーシックな白スニーカーで、差別化を図るならコチラは狙い目です。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Text:Hayato Hosoya
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