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トヨタクラウンと同意語?シトロエンC5Xよりおしゃれなクルマがあるだろうか

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安全装備や自動運転でますます高額化している現代のクルマ。上手に購入する方法は? さらに、所有してからも様々なトラブルやアクシデントが起きるのがカーライフ。それら障害を難なくこなし、より楽しくお得にクルマと付き合う方法を自動車ジャーナリスト吉川賢一がお伝えします。

2022年10月1日より日本でも発売開始となった、シトロエンの新型のフラッグシップモデル「C5 X」。前型となる「C5」が2015年に生産終了して以降、シトロエンとして久々のフラッグシップモデルの復活であり、いま大注目されているモデルだ。昨今、デザインの評価が高いシトロエンが手掛けるラージサイズモデルだけに、その佇まいからはオーラが溢れ出しているのが写真からもわかる。本稿では、デザインを中心に、シトロエンC5 Xの魅力をご紹介する。

 

■ワゴンとSUVを見事に融合した、新しいジャンルのクルマ

シトロエンは、C5 Xについて、「セダン、ステーションワゴン、SUVそれぞれの強みを組みあわせた、シトロエンらしい独創的なフラッグシップモデル」としている。自動車の形でカテゴライズしたくなる我々を煙に巻いているような言い方だが、「新たなクルマの形」ということで、理解しなければならないようだ。フラグシップとしても、これまでは、メルセデスでは「Sクラス」、BMWでは「7シリーズ」、ジャガーでは「XJ」、レクサスでも「LS」といったように、セダンであることが多く、前型の「C5」もセダンだった(ステーションワゴンもあった)が、そこも新しいかたちということなのだろう。

フロントからリアエンドまで、流れるようなシルエットのルーフラインが特徴。前後のタイヤ付近には、ブラックのホイールアーチがつき、19インチの大径タイヤをさらに大きなものへと見せている

ボディサイズは、全長4805mm×全幅1865mm×全高1490mmで、ホイールベースは2785mm。長さはおよそ、メルセデスのCクラス(全長4751×全幅1820×全高1438)とEクラス(4940×1850×1455)の中間くらいであり、ボディサイズから考えると、Dセグメントにあたる。大きすぎず、小さすぎず、狭い日本の道でも扱いやすいサイズ感だといえる。

 

■伸びやかでエレガントで、とにかくカッコいい

エクステリアデザインの特徴は、フロントからリアエンドまで、流れるようなシルエットのルーフラインだ。前後のタイヤ付近には、ブラックのホイールアーチがつき、19インチの大径タイヤをさらに大きなものへと見せている。また、ボディサイドの下部につけたブラックのサイドシルガーニッシュと、ブラックのルーフで、キャビンを挟み込んだようなデザインとしており、ステーションワゴンのリフトアップ版のような様子もある。

テールランプは、2本のラインが外側に向けてYの字形状に広がるデザインを採用

リア周りはリフトアップしたハッチバックのようにも見え、大型のテールランプは、2本のラインが外側に向けてYの字形状に広がるデザインとしており、派手な印象。またリアウィンドウが強めに寝かされており、リアだけ見ればクーペワゴンのような印象もある。サイズ以上に伸びやかで、エレガントでカッコいいデザインだ。



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