7名乗車可能なジープの最新ラグジュアリーSUV
ジープが今秋発売を予告していたニューモデル『ジープ・コマンダー』がいよいよデビュー直前です。現時点で正式な発売日は未定ですが、噂によれば10月中には発売といいます。既に販売開始まで1か月を切っているので、タイミング的には予約販売が始まっていても不思議ではありません。
公式HPをチェックすると、コマンダーに関する車両情報やキャンペーンに関するDM登録が10月16日まで。早ければ17日以降にはアップデート情報が出回ると思います。もしコマンダーが愛車候補のひとつなら、商談時に少しでも有利な条件となるようDM登録をオススメします。
さて、『ジープ・コマンダー』とは、どのようなモデルなのでしょう?
ベテランさんには既に記憶された車名ですが、初代コマンダーは2005年にワールドプレミア。日本では2006年から2010年まで販売されました。ボディサイズは全長4795×全幅1900×全高1830mmという感じで大きく、室内は3列シート7名乗車のレイアウト。パワーユニットに最上級V8エンジンを搭載したフラッグシップモデルでした。
今回発売されるコマンダーは車名の上では2代目モデルとなりますが、クルマそのものの素性はまったく異なるモデルです。コマンダーのプラットフォームは同胞コンパスがベースとなっていて、前輪駆動ベースのシャーシを活用。よって、エンジンは横置き搭載されます。
日本では今秋デビューとなりますが、左ハンドル仕様はブラジル工場、右ハンドル仕様はインド工場で主に生産されています。日本に輸入されるコンパスはインドから輸入されているので、おそらく2代目コマンダーも同様かと察します。
で、この新生コマンダー。じつはブラジルやインドでは先行して発売されています。ジープからニューモデルとしてプレスリリースが発表されたのは2021年8月26日。タイミング的には2022年モデルの新規追加車種なので、日本仕様のベースとなるのはデビュー2年目のプロダクトとなり安心感があります。
安全装備も充実していて、停止・発信機能付きのアクティブクルーズコントロール、サラウンドビューカメラ、車線逸脱防止装置(メーカーごとに名称は異なります)など、現在必要な装備はほぼカバーされています。ちなみにインドではメリディアンという別名で販売中。日本仕様の詳細発表はありませんので、両国の販売モデルから補ってデータを作成してみました。