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●マツダ・ロードスター&ロードスターRF
「販売終了ってどういうことですか?」と単刀直入にマツダ広報部に聞いてみました。「なかなか正式にはお答えしにくいのですが、ゴニョゴニョゴニョでしてヒソヒソヒソとお察しください」とのこと。どうやら今回はフルモデルチェンジではなく年次改良&グレード体系や装備の見直し程度に収まりそうな感じ。おそらく、近々に事前商談開始となる気配です。現状、1.5L直3エンジンのマイルドハイブリッド仕様とウワサのNE型への移行は少し先で2023年以降が濃厚です。

●マツダ6 セダン&ワゴン
マツダが発表したラージプラットフォームに搭載されるパワーユニットのなかで、唯一、完成車として具現化されていないのがガソリンの直6エンジン搭載車です。次期マツダ6はこの直6を搭載した後輪駆動車になることはほぼ確定と聞きますが、どうやら現行型の年次改良モデルを挟んでフルモデルチェンジ。2023年後半以降に後継型を発表する……という線が濃厚です。しかし、国内販売は不確定要素もあり、新型は海外から販売をスタートするとの話も。

●マツダRX-9(仮)
ロータリーエンジン復活はあるのか? 以前は開発中といわれましたが、現在はそのウワサがまったく聞こえてきません。広島の事情通に聞いても「現状、凍結(休止)じゃね?」と不吉な証言。個人的には初代SA22C型、2代目FC3S型とロータリーを乗り継いできただけに、是非とも復活させてほしいところです。

しかし、どう考えてもネックとなるのが燃費・効率・耐久性です。例え代替え燃料が実現してもレシプロエンジンを上まわることができるのか? また、PHEV化しても大容量バッテリーは重く、コンパクトで軽量、かつ、高出力が魅力であるロータリーエンジンの特性を生かせるとは思えません。

最近発表されたメルセデスAMGのC63S Eパフォーマンスだって、V8から直4にエンジンを変更しても、バッテリーを積んだら2100kg程度の車重があります。この直4ターボを2ローターターボに置き換えても、魅力的なクルマに仕上がるとは思えません。いっそ、FD3S型の図面をバックヤードビルダーに託す方が未来は繋がりそう。

折衷案とはなりませんが、現実的には直6のマイルドハイブリッドを磨きまくってし高出力化。そのクルマを『マツダ7』とすれば『RX』の2文字が抜けても成立すると思います。デザインはワイド&ローな4ドアクーペがよろしいかと。また、兄弟車に別デザインの次期GRスープラを設定しコストシェアすれば万全です。コレでギリギリ2030年あたりまで生き残れるかもしれません。

依然として自動車業界は予断を許さぬ状況が続きます。カタログをトイレに持ち込んでまで悩んだ日々は平和そのものでしたね。リアルには世界情勢はきな臭さを増して不確定要素テンコ盛り。それでも自動車愛が止まらないのは呆れるばかりですが、いまは平和を願いつつ備えるしかありません。マツダファンよ永遠なれ!

Text:Seiichi Norishige

マツダ



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