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クルマ好きおっさん、大興奮。バーキンセブンの秘密を大解明なのだ!

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ジョンとヘイゼルを結びつけたのは南アのロータス・ディーラーであるステータス・カーズでした。セブンマニアの評判を聞きつけバーキンを訪問。ファクトリーは50平方メートルと小規模でしたがクルマの造りは評判通り。ヘイゼルもこの施設を見て、彼女の自宅ガレージからスタートしたロータスの創業期と、コーリンとジョンの情熱が重なり合って見えたのかもしれません。

寝耳に水だったのはケータハムのグラハム・ニアーンです。ライセンス契約をしっかり結んだはずのセブンが、それもシリーズ3であり、また、妻のヘイゼルが関わっていただけにこの事件は法廷闘争に発展。それぞれに主張はあるものの、最終決着は『バーキンセブン』から『バーキン』とモデル名を変更することで難着陸。その後もバーキンは生産され1988年には記念すべき200台目をラインオフ。順調にビジネスは発展し年間生産数1000台規模となり、新たにアメリカ本土とオーストラリアに拠点を築きます。

ここまでは誰もが知るセブンの裏歴史。さて、気になるのはバーキンの創設者ジョン・ワトソンです。ちょっと調べてみました。

ウェールズの地で獣医の家に生まれたジョンは生後間もなくローデシア(現ジンバブエ)に移住します。そしてスクスク成長し、やがて兵役へ。この時、幼少期からの念願かなって手に入れたのがセコハンのロータスセブン・シリーズ2でした。以後、休日にはオイリーボーイとしてレストアの日々過ごます。ところがローデシア紛争が起こり1978年に脱出。南アに移住することに。



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