日本では買えない！ 北米のレクサスGXってどんなSUVなの？

1989年にスタートしたレクサスには、北米にあって日本にはない未販売モデルが存在します。現在のラインナップで日本導入がもっとも期待されるモデルがクロスカントリー系でラダーフレームをもつタフネスSUV『レクサスGX』であります。

北米市場のレクサスSUVのラインナップは、クロスカントリー系がLXとGX、シティ系がRX、NX。クロスオーバーにUX、BEVに新型RZを据えるという構えです。先頃、モデルチェンジを終えたLXは基本骨格とパワートレインをトヨタ・ランドクルーザーと共有。GXはランドクルーザー・プラドと共有しています。

レクサスファンは「なぜ日本でGXを売らないのか？」と不思議な思い抱えているでしょうがご安心ください。かなり高い確率で“次期GXは日本に導入される”という情報が飛び込んできたのです！

情報の精度を客観的に精査します。まず、ベース車はランクルのプラドでしょうから、コレが2023年にフルモデルチェンジされますので、当然、レクサスGXもモデルチェンジを受けます。その新型プラドは本家ランクルと同じGA-Fプラットフォームへアップグレードされるといわれます。もし実現すれば、新型GXはかなり期待できると思いませんか？

当然、新型プラドの価格は上昇するでしょうが、新型GXをクオリティアップするにはうってつけのベース車です。フラッグシップSUVのLXは1250～1800万円という成層圏の価格帯になりましたが、コミコミ1000万円前後なら新たなクロスカントリー系モデルの存在が欲しいところでしょうか。いまの日本市場はそれだけ熟成されています。