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CAR Dr.ノリシゲの妄想ドライブ

ランボルギーニよお前もか! 電動スーパーカーに注目集まる!

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ランボルギーニがテンコ盛りに画像をアップしてくれていたので、あらためて最終型『VT 6.0 SE』のスペックを確認します。 ちなみに限定車のメニューはボディカラーや内装の仕立てなど見てくれの部分なので基本スペックはカタログモデルと変わりません。

【Diablo VT 6.0 Special Edition】
製造年:2001年
総生産台数:42台
リデザイン:ルク・ドンカーボルケ(ムルシエラゴ、ガヤルドをデザイン)
ボディサイズ:全長4460×全幅2040×1105mm
ホイールベース:2650mm
トレッド(前後):1610 / 1670mm
オーバーハング(前後):930 / 830mm
最低地上高:140㎜
エンジン形式:バンク角60度 V型12気筒DOHC
総排気量:5992cc
ボア×ストローク:87×84mm
圧縮比:10.7
最高出力:550hp / 7100rpm
最大トルク:620Nm / 5500rpm
トランスミッション:5MT
駆動方式:4WD
タイヤサイズ(前後):235/35ZR18・335/30ZR18
車両重量:1625kg
重量配分(前後):41 / 59%
※欧州仕様

スーパーカー事情にお詳しい皆さんなら既にご承知のとおり、その後ランボルギーニは1993年にメガテック傘下となり、さらに1999年からは現在に至るアウディ傘下に属し大躍進を遂げることとなります。

つまり、最後の2000-2001年モデルはアウディ期のディアブロですが、エンジニアリングにおいても様々にブラッシュアップを受けたスーパーカー時代を代表する最高のランボルギーニと表すことも可能かとオヤジは考えます。

しかし! 時代はwithコロナとなり相場が急上昇。中古車サイトで常に10台以上の売り物件がありましたが、いまはゼロから5台以下と流通物件さえ激減しています。みんな海外に流失したのか、死ぬ気で500万円貯蓄しても庶民じゃローンも通らないお値段になりました。

野暮な話はさておき、ディアブロは紛れもないスーパーカーだと宣言しておきます。そういえばYouTubeでお馴染みの英国オイリーボーイであるハリーのオッサンは「初期型最高!」とかいって1991年モデルを乗りまわしておりました。

スーパーカーはやはりチューブラーフレーム鋼管のシャシーでなければなりません。そして12気筒エンジンは絶対条件。アウディ期のディアブロはコクピットからの視認性、空調、メカニズムの信頼性など多くの点でアウディ基準のブラッシュアップを受けています。コレすなわち実用性をイチバン兼ね備えたディアブロということ。スーパーカー少年にカーボンモノコックやデジタルメーターは必要ありません。

ちなみにカタログモデルである『VT 6.0』の総生産台数は2年間で337台とか。今回掲載した限定車の販売台数はOro Elios、Marrone Eklipsis各色20台というのが発表時のオフィシャルアナウンス。もしも素敵な出会いに恵まれましたら、一時預かり人として、大切に動態保存をお願い申し上げます。

Text:Seiichi Norishige

ランボルギーニ



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