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FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine

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公式HPを見て「こりゃスゴイ!」と感じたのが日産です。掲載順はシーマ/フーガ/スカイラインの3車種。フラッグシップのシーマとそれに続くフーガはアメリカンテイストのデザインであり、現在の日産のデザインアイデンティティであるVモーショングリルを見ることはありません。

各車エントリーモデルとその価格は、シーマ・ハイブリッドが823万1300円、フーガ250GTが502万7000円、そしてスカイラインGTタイプSPが409万8200円でした。ちなみに走りの400Rは562万5400円。アッパークラスのみのラインナップです。

スバルといえばステーションワゴンやSUVの印象が強いかもしれませんが、現在はインプレッサG4とWRX S4の2車種がセダンとして健在。かつてWRCレプリカといわれたスパルタンなモデルはありませんが、走りに関していえばそのDNAは健在。根強くファンに支えられています。

パフォーマンス的には2.4Lターボを搭載するS4がダントツで400万4000円から。しかし、総合性能のバランスと価格面ではG4も魅力的です。その選択はライフスタイル次第といったところ。

G4に搭載されるパワーユニットは1.6Lと2.0Lの水平対向4気筒エンジンで、価格は1.6Lの2WDが200万2000円、AWDが222万2000円。2.0Lの2WDが224万4000円、AWDが246万4000円から用意されます。かつてのようにMTの設定はありませんが、スバル独自のリニアトロニックは秀逸です。未経験の方は一度お試しあれ!

SUVのCX-60が話題のマツダですが、現在はマツダ6が次期モデルへの過渡期で終売に。唯一残るセダンがマツダ3です。ボディ形状はファストバックもラインナップするのですが、セダンのデザインも独自の魅力をもっています。

年次改良を施した最新モデルは8月後半から順次投入予定とのこと。エントリーモデルに搭載するパワーユニットは1.5L直4ガソリンで価格は228万8000円から。ディーゼルエンジンや新開発マイルドハイブリッド搭載車など多彩なモデル展開も特徴です。

残念なのはファストバックに設定のあるMTが、なぜかセダンの1.5Lガソリン車になるとATの組み合わせしか設定がないこと。クルマ好きの趣味性を重んじるマツダらしくありませんね。大した手間ではないと思うのですか残念無念。

末筆ながら現在の三菱にセダンのラインナップはありませんでした。昔を思えばディアマンテやランエボなんてWRCレプリカも存在しただけに、クルマ好きとしては寂しいかぎり。価格と商品力が伴えばセダンはいまなお魅力的。忘れかけたセダンにもいいクルマはたくさんあります。ハッピーな愛車選びの参考にご活用いただければ幸いです。

Text:Seiichi Norishige



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