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それでも大好き!マニュアル車で苦労すること4つ

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■長距離運転でも同乗者に変わってもらえない

家族や仲間と長距離旅行やドライブへ行くのは楽しいものだが、たっぷり遊んだ帰り道は、「運転がつらい」と感じることもあるだろう。だがMT車で出かけてしまうと、そもそもMT車を運転できる人が少なかったり、MT車を運転できる免許証を持っている人でも、「MT車は運転したくない(自信がない)」と、ドライバー交代を拒絶されることがある。もちろん、どんなときも率先して運転がしたい人は気にならないであろうが、「いくら好きでも疲れた時は……」と思うのであれば、仲間との長距離ドライブは、できることならAT車を選んだほうがいい。

 

■ACC(クルーズコントロール)が完全停止まで対応していない

もはや、「クルマにアダプティブクルーズコントロール(ACC)は欠かせない」という人も多いだろう。幹線道路や高速道路でスイッチをONに入れれば、設定した速度で一定速走行をしたり、前走車との車間保持、前走車の停止に合わせて車速ゼロの完全停止まで制御してくれ、なかには、再発進まで行ってくれるクルマもある。だが「完全停止」は、AT車であることが条件。MT車のACCは、停止する車速が近づくとシステムが解除され、最後はドライバーの操作が必要となる。

便利で有難いACC。だが、MT車では、完全停止までは行ってくれない

 

■それでもまた乗りたくなるのがMT車

上記以外にも、MT車で困ることはいくつかある。先日宿泊したホテルの駐車場では、「スタッフが入出庫を行うため、マニュアル車はご遠慮願います」との張り紙がされていた。もはや「特殊車両」扱いだ。

しかし、クルマを操る楽しみは、MT車の方が格別に高い。MT車を運転していると、ある日ふと、上手くなっていることに気がつく。そうした「成長」を感じられるのも、MT車の特徴であり、どんなに苦労した後でも、またMT車に乗りたくなる理由の一つでもある。「こんなに不便なのになぜ乗りたくなるのか」と興味をもっていただけたら、嬉しい。

Text:Kenichi Yoshikawa
Photo:Adobe Stock
Edit:Takashi Ogiyama



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