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月命日には必ずお花を手向けにいくという公子さん。洋一君が亡くなって2年が経過した月命日のある日……、お墓の前で偶然ご主人と再会した。
「実は毎月、私が訪れるたびに新しいお花が供えてあったんです。誰からだろう? とは思っていたのですが、どうやら夫だったようです」
聞けば、洋一くんが亡くなってから毎月お参りに来ているという。「立ち話もなんだからお茶でも」というご主人からの誘いを公子さんはすんなりと受け入れた。
「夫は洋一の最期の瞬間のことや、病院での様子、携帯に撮りためたたくさんの洋一の写真を見ながら、泣いたり笑ったり。そんな様子を見ていたら、本当は看護にかかわりたかったのかもしれないと感じました」
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