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モテ車よりシアワセ車。不覚にもボルボが安いと思った件について

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ではXC40から。現行型はフェイスリフトを受けた最新版です。価格はエントリーモデルの『Plus B3』が459万円。この上に+40万円分の装備を加えた499万円の『Plus Pro B3』があります。この2モデルは前輪駆動(FF)なので、四駆が欲しい方は『Plus Pro B4 AWD』529万円を選びましょう。ちなみに最上級『Ultimate B4 AWD』は569万円、電気自動車の『Recharge Plus Single Motor』(1モーター仕様)でも579万円とバリューです。

パワーユニットはB3とB4、どちらも2L直4ターボエンジンにISGタイプの48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせています。エンジン出力はFFのB3が最高出力120kW(163ps)、AWDのB4が最高出力145kW(197ps)であり、組み合わされるモーター出力自体は10kWと変わりません。雪国ならともかく、街乗り中心ならB3で十分。

ボルボといえばステーションワゴンボディのエステートですが、ラグジュアリーなV60もエントリーモデルの『Plus B4』なら539万円です。この上の『Ultimate B4』は639万円なので忘れましょう(笑)。しかし、この価格には消費税10%が含まれているのですから、車格を考慮すると大変お買い得といわざるを得ません。パワーユニットのスペックは前出XC40のB4と同じです。

現行型V60シリーズは2018年に日本デビューを果たしましたが、約5年を経過してもそのデザインはまったく古さを感じさせません。先進安全機能は全グレード標準であり、高速道路の長距離運転でドライバーの労力を大きく軽減するパイロット・アシストも全グレード標準となっています。

車格的にもメルセデスのEクラス、BMWの5シリーズ、アウディのA6辺りに匹敵するV60シリーズ。ドイツプレミアム御三家とは異なるポジションにあるモダンボルボという選択肢。是非ともご注目ください。

Text:Seiichi Norishige

ボルボ



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