スコッチグレインの「シャインオアレイン IV」
４番目は、＠mable.marie.1013さんの投稿から。スコッチグレイン（SCOTCH GRAIN）の「シャインオアレイン IV（SHINE OR RAIN IV）」です。
1964年に廣川悟朗氏によって東京都台東区にて創業したヒロカワ製靴が1978年から展開するスコッチグレイン。
ブランド名の由来である「スコッチグレインレザー」とは、革の加工方法のひとつで、表面に細かい粒状のエンボスが刻まれるのが特徴です。かつて、スコットランドにて麦の模様が、偶然革についてしまったことが発祥の起源とされます。
東京の墨田区にある工場にて、職人たちが素材選びや製法、品質に至るまで一切の妥協がない靴作りを手がけながら、3万円台から購入できるという圧倒的なコストパフォーマンスの良さを実現し、多くのファンに愛されています。
そんなスコッチグレインの数ある名作の中で、天候に関係なく快適な履き心地とスタイリッシュな足元を演出するシリーズが、シャインオアレインです。
＠mable.marie.1013さんの「シャインオアレイン IV」は、メダリオンで飾られたストレートチップ。カッチリとしたデザインで、あらゆるシーンに対応してくれる一足。
アッパーには国産の撥水カーフ、底材は耐磨耗性・グリップ性に優れ、濡れた路面でも滑りにくいゴム硬度の高いSGソール（合成底）を採用しているため、雨でも怖くない！ この作りで3万3000円は本当に優秀です。
＠mable.marie.1013さんは、革靴に目覚めてしまったとのことで、今後期待ができそう。ぜひ素敵な靴を増やすとともに、たくさんの投稿をお願いします。
レイマーのレインシリーズ、内羽根パンチドキャップトゥ
最後は、春雨に負けない靴の回に続いての登場となる＠j0_1903さんの投稿。レイマー（RAYMAR）のレインシリーズ、内羽根パンチドキャップトゥです。
静岡県焼津市において20年以上に渡り、アパレルブランドの靴をOEM生産してきたサンレイ社が手掛けるオリジナルブランド、レイマー。
大石晃社長の次男である営業部長・大石裕介さんが仕掛け人となり、９分仕立てのハンドソーンウェルテッド製法、ヒドゥンチャネルなど高度な職人技を必要とするテクニックを用い、世界中の良質な革を使って仕上げた靴を２〜３万円台という脅威のロープライスで展開しています。
そんなレイマーの人気モデルの中から@j0_1903さんが選んだのは、レインシリーズの内羽根パンチドキャップトゥ。
ソールはビブラム社製のラバーソールで雨の侵入は防いでくれるのに加え、万が一 本底面から浸水した場合に備えて、足が濡れないように全敷き（フルソック）を採用しています。
ただ、アッパー自体は通常の牛革で特別な防水性はないので、ずっと雨に当たり続けたり、水の中に入ってしまうと浸水する危険性も。これほどの場合、前に紹介した４足でも防げないので、ビジネス用の革靴としては十分に満たされていると思います。
@j0_1903さんは偶然にも２度とも雨絡みの靴でのピックアップとなりましたが、他にも素敵な靴、革製品をたくさんお持ちで、上手にエイジングを楽しんでいて参考になります。
今後もメンテナンスの記録とともに投稿をお願いします。
ゲリラ雨に遭っても不快にならない靴って、最高ですよね。レザーソールも捨てがたいのですが…、雨で濡れた路面や駅や店舗内の床を考えると恐ろしくて、ダイナイトやビブラムソールなどラバーソールのグリップ力に頼りたくなります。万が一に備え、しっかり準備して家を出れば、靴下までびしょ濡れでずっと不快なんてこともなさそう。そう。備えあれば憂なしです！
それでは、今回はここまで。是非これからも ドレスシューズに限らず、ブーツやスニーカーなどなど、みなさんの愛用靴を「#靴魂」を付けて たくさんポストしてください！ 目標は、#腕時計魂に追いつくことです！！
ちなみにですが、会員登録して頂けるとコメントを書き込むことができますので、#靴魂に対するご意見や感想、「オレはココの靴が好きだー」「こんな切り口で靴が見てみたい」などなど奮ってコメントしてください。
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投稿に関してですが、撮影の仕方は自由。靴のみ、履いている足元、その靴を中心としたコーディネートなどなど、靴が写っていれば何でもOKです。ぜひご自慢の一足をインスタグラムに投稿してください。もしかすると あなたの投稿を取り上げるかもしれません。
それでは次回の「あなたの靴、見せてください」もお楽しみに！！
Edit：Ryutaro Yanaka
