自分が本当にイイと思う、一流品を買い集めていたら、無類の服好きが集まっているはずの編集部内でも「買い方がおかしい」「こじらせてる」と。自分じゃ、至極普通だと思っていたのに…。ホントにこじらせているのか確認すべく、自分が買ってきた愛しい服達を紹介していく企画「こじラグ（※こじらせラグジュアリー）」を始動させます。これがお買い物の参考になるかはわかりませんが…、世の買い物ジャンキーたちを安堵させられたら本望なのです（笑）。
あまりに心地好くて、洗っては着るの繰り返し
さて、279回目は ARTA CVSTOSのボーダーTです。
まだ知名度は高くないのかもしれませんが、"ARTA"というのは 元レーシングドライバー 鈴木亜久里氏とオートバックスが提携して1997年に設立したモータースポーツプロジェクト。そこにスイスの機械式高級腕時計"CVSTOS"を融合させたメンズウェアブランドが ARTA CVSTOSです。
このブランドのデザイナーをつとめる松尾健成くんとは同い年、そして「美しく、エレガントに装う」というファッションに向き合う姿勢において共感しているため、その一挙手一投足に注目しています。
それで先日、なんとも秀逸なライトウェイトコートを清水ダイブしたわけですが、それと同じタイミングでダイブしたのが、今回のボーダーT。
ピッチの異なるボーダーで、このブラックとベージュがあったので、気になって値札を見ると２万円超えと結構高額…。もしかして？と生地を触りながら、うかがってみると、やはり最高級なアメリカンシーアイランドコットンを使ってるとのこと。
アメリカンシーアイランドコットンといえば、カリブ海における綿の原種のひとつであるバルバデンセ種をルーツに持つ最高級綿。そこに海島綿を交配させて品種改良を行い、光沢としなやかさを持ちながら適度なコシも兼ね備える素晴らしい超長綿に仕上げているのが特長です。
繊維に含まれている油脂分が多いため触れたときにヌメっとしていて とても柔らか！ さらに吸水性にも優れるのでサウナ通いも手伝って大汗かきの自分にとっては最高なんです。
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