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LIFESTYLE 女たちの事件簿〜沢木文の【婚外恋愛ファイル】

「もう我慢できない」と後ろからハグされ,,,インテリアコーディネーター、職場不倫の末路。

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ライター・沢木文が、コロナ禍中でも花開く、婚外恋愛のリアルについて紹介する。

前編はこちら

憧れが男女の関係に変わるのは早い。残業が続いたある日、オフィスにいるときに後ろから抱きしめられたという。その興奮を香織さんは「キター!」と表現した。

「ボスは誰に対してもボディタッチがすごい。肩を抱き寄せたり、腰をつかんだりして、男も女も関係なく、自然にそういうことをするんです。最初にウチの事務所に入った時、ボスと30歳の男性社員のあまりの距離の近さに、恋人同士だと思いましたからね。それに、ボスはモノに執着がないから、なんでもあげてしまう。ハイブランドのバッグや財布までも、『これ、使う?』と持って来てくれるんです」

事務所はボス含めて男性4人、女性2人なのですが、みんなボスのおさがりを持っているという。ちなみに、香織さん以外の女性社員は49歳の経理担当者だ。みんなの“オカン”という雰囲気の肝っ玉母さんで、大学生の娘と高校生の息子がいるそうだ。

「すごくいいチームなんです。みんなボスを尊敬している。誰からも崇められる男性から『もうがまんできない』と言われて後ろから抱きしめられたら、OKする以外の選択肢はないですよ」

それに、香織さんは夫との間に男女の関係は久しくない。働き始めてから、ストレス過多の環境でそんな気にはなれなかったという。しかし、夫から愛情を受けて数年間の専業主婦生活を送り、心身は健康になっていた。


©︎gettyimages

「ずっとしたくて、夫を誘ったのですが断られるうちに、1人でしていました。夫は『疲れているんだよ』とホントに避けるんですよ。だから、ボスからの誘いはホントにうれしかった。“女としてイケるんだ”と燃えました。それに、夫とはテクニックが全く違う。私が持っている女というつぼみの部分が、一気に花開いたような感じがしました」

41歳の男盛りの経営者と、35歳の香織さん。健康的な心身を持つ男と女は、燃えるようにお互いを求め合った。

「事務所でということもありましたし、ボスの車の中や、現場の帰りのラブホテルとかいろいろ。ボスはすごく元気で、『香織ちゃんのこんな細い体が壊れてしまわないか心配だ』と言う。その言葉とは裏腹に、何においても激しい。すると、かなり燃えてしまう」

毎週のように泊りがけで出張に行き、深夜の帰宅も増える。夫は何も言わないのだろうか。



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