新型ステップワゴンが最強のモテ車になる可能性を探る

ホンダの人気ミニバン『ステップワゴン』（STEP WGN）の正式発売後1か月のデータが発表されています。受注台数は約2万7000台。この数字は事前受注分を含むので純粋な発売後1か月間のデータではありません。

ガソリン車とホンダ独自の2モーターハイブリッドe:HEVの比率は33：67。ミニマルデザインなエアーとインパクト重視のスパーダの比率は15：85。つまり、一番人気はスパーダのe:HEVだとわかります。ボディカラーは各モデル通してプラチナ・ホワイトパールがダントツ。

最大のライバルであるトヨタのノア＆ボクシーは、事前受注から正式発売2か月後の段階で約7万台。諸条件を多少差し引いてもこの勝負はトヨタの圧勝です。その要因は兄弟車とはいえ、ノアとボクシーをしっかり作り分けていることと、長年培ったハイブリッドのブランド力、販売拠点数で圧倒していること。とはいえ、日本のミニバン市場はこの3車種半年間で10万台以上も売り上げたことになります。

さて、2022年は早くも後半戦。目まぐるしい変化に晒される自動車業界同様に、私の妄想力に新たな評価軸を加えようと思います。とはいえ、自動車は嗜好品である、という趣味性へのこだわりは呆れるほどに変わらないのですが、新導入キーワードは「俺たちの●●●」です（間違ってもヨメとか亭主とかパパとか当てハメないように）。

●●●の部分にはメーカー名や車名が入ります。というワケで、今回は「俺たちのホンダ」がテーマです。この段階から先へ進めば「俺たちのステップワゴン」へ。さらに進んで「俺のステップワゴン・スパーダ」、「俺のステップワゴン・エアー」へと進みます。話題の新型ステップワゴン、晴れて愛車へと進化するクルマなのでしょうか？