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新型ステップワゴンが最強のモテ車になる可能性を探る

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デザインやパワーユニットなど、大きくアップデートされた新型ステップワゴンですが、先代にあたる5代目と比較すれば、ボディサイズがかなり大きくなりました。先代は全長4690/4760×全幅1695×全高1840/1855mmであり、ホイールベースは2890mmと変更ないのですが、6代目となる新型は全長4800/4830×全幅1750×全高1840/1845mmとサイズアップ。

新規ユーザーはいざ知らず、全長で100mm以上伸びて、車幅は55㎜拡大。コレが乗り換えユーザーの誰もが気に入るとは限りません。また、面を強調したデザインは確かに上質です。しかし、市場の人気動向はギラっとしたは存在感あるオラオラ顔。ノア&ボクシーとの差別化は成功したといえるでしょうが、メカ的に進化しても、どう受け取られるか気になります。

ちなみにノア&ボクシーのボディサイズは全長4695×全幅1730×全高1895/1925mm。新型ステップワゴンは既に終売となったオデッセイのお客さんも取り込まなければならないのですが、ボディサイズの拡大は評価が分かれると思います。

無事「コレはまさしく俺たちのステップワゴンだ!」と高評価されたと仮定して、次の段階でエアーとスパーダを選択することになります。売れ筋は無論スパーダですが、もしエアーを気に入ったとしたら……。ココで悲劇となります。なんとエアーを選ぶと電動パワーゲートなど、スパーダで標準あるいはオプション装着可能な装備がエアーでは未設定なのです。

拡大したボディサイズとナチュラルなデザインへ回帰したクルマずづくりは確かに一つの決断でしょうが、まだまだ枠内でユーザーに寄り添うことは可能だと感じます。いずれ答えは出るのでしょうが、「俺のステップワゴン」へと成長するには少し時間が必要かもしれません。ライバル車比較を含め皆さんにとってヨキ選択となることを願います。

Text:Seiichi Norishige

ホンダ



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