【後編】｢エア不倫、あり？なし？｣高校時代の先輩からの“お友達申請”で激変したセックスレス主婦の日常

結婚して10年、子どもは1人、夫とはもうずいぶん前からセックスレス。アラフォーの夏実は、久しぶりに届いた高校時代の男の先輩からのメッセージに、ドキドキしながら返信した。

※この記事は取材を元に構成しておりますが、個人のプライバシーに配慮し、一部内容を変更しております。あらかじめご了承ください。

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「やっぱり夏実ちゃんか！ 俺はそのまま地元に残って、地元の大学を出て、今は県庁で働いてるよ。もう結婚して子供も２人いるし、夏実ちゃんもママになったらしいね！ いつかまたサッカー部のみんなで集まりたいね」

お互いに牽制するかのように結婚、子供という言葉をちらつかせながら、他愛もないやりとりをする。

気がつけば、昼から続いたメッセージのラリーは、深夜まで続く。

©Getty Images

お互いに切り上げるタイミングがわからないまま、子供の年齢の話、夏実が進学した短大の話、現在のマサトの県庁での部署の話、最近の同級生たちの噂話と話題は広がり——気がつけば夏実は寝る直前までメッセージを打ち込んでいた。

朝になると、止まっていたメッセージのやりとりはまだ続いていた。