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朝顔やヘチマ、ゴーヤなど、ツルのある植物で作った緑のカーテンは最近人気ですね。昔からのすだれやよしずもいいでしょう。こういったもので、窓の外に日差しをさえぎるものをつくりましょう。
とくに植物を使うと、日差しをさえぎるだけでなく、葉から水が蒸発するときに気化熱をうばって涼しくしてくれるのでおすすめです。葉の間を通り抜けてくる涼しい風で部屋の温度が上がらないようにしてくれますし、見た目にも清涼感が感じられます。
また、留守中は、雨戸を閉めておくのも効果的です。雨戸をしめて外出したら、熱がこもるのでは?と思われがちですが、直射日光が入る窓では、熱が室内に入ってくるのをさえぎることができるので、むしろ温度上昇を抑えてくれるのです。
②涼をとる工夫を積極的に取り入れる
日本には昔から涼をとるための知恵がたくさんあります。
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朝夕の陽があまり高くない時間帯、特に夕方陽が傾きはじめた頃に庭に水をまくと、まいた水が蒸発する時に地面から熱を奪うため、涼しく感じます。
風のある日には、風の入口と出口になる窓を開け、家の中に風の通り道をつくりましょう。室内に空気がこもらず、風によって体感温度も下がるので、案外涼しいものです。
また、風の入口側の窓の外にぬれたシーツを干すと、シーツが乾く際に気化熱がうばわれるので、涼しく気持ちのいい風を得ることができます。特に晴れた日は効果的です
風鈴の音を聞くことで涼しさを感じる、という方もいますよね。この夏は、チリンチリンと鳴る風鈴を窓辺に飾ってみる、というのもいいかもしれません。
資料提供/ダイキン工業
Text:FORZA STYLE
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